永久保存版!BUMP OF CHICKENの貴重すぎる初のイベントを徹底再現【Part1】

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永久保存版!BUMP OF CHICKENの貴重すぎる初のイベントを徹底再現【Part1】

1994年のデビュー以降、J-ROCK界を牽引してきたバンド、BUMP OF CHICKEN。現在、彼らのツアー“WILLPOLIS 2014”の様子と、映画監督の山崎貴が手掛けたオープニングアニメーションの完全版を収めた、初のドキュメンタリー映画『BUMP OF CHICKEN WILLPOLIS 2014 劇場版』が公開中。その初日には、BUMP OF CHIKENのメンバー(藤原基央、増川弘明、直井由文、升秀夫)と山崎監督が登壇した初のトークイベントが開催された。MC鮎貝健のナビゲートのもと、ユーモア溢れるコメントで会場の笑いを誘ったり、メンバー同士で完璧なフォローを見せたりと、トーク中の雰囲気はゆるやかなものに。少年のようにふざけながらも口にする言葉は熱く、BUMPらしさが発揮された同イベントの模様を徹底レポートする。

MC「では早速、色々お話をお聞きしたいと思います。東京国際映画祭で『寄生獣』のクロージング上映の際にも、山崎監督とメンバー、奇遇にも同じ会場で舞台挨拶されましたよね」

山崎「今日はだいぶ落ち着いてるよね。ホーム感があるのかな」

直井「この前は監督がいなかったら本当にヤバかったですよ。全部が僕らの仲間ですから。かなり落ち着きますよ。ホームですもん。なんかあったかい!」

MC「裏ではみなさんリラックスされてましたよね」

直井「はい、ポップコーン食べてました」

MC「衣装を取り違えるというハプニングもあったようですが…」

藤原「そうなんですよ。俺のやつ、なんかブカブカすると思って、ヒロ(増川)を見たらきつそうで…。(しばらく何も言わない増川の顔を覗きこみながら)なんか言えよ、お前(笑)」

増川「今、言おうとしたじゃん!そうなんです、二人の衣装が逆になっていたんです」

直井「完全に細さゆえの過ちですよね」

MC「バックステージでは、ほっこり和まれていたとのことで、だいぶ場慣れした様子のBUMPのみなさんに、色々なお話を…」

直井「まだ2回目ー!」

山崎「場慣れはしていませんよね。まだカチカチ感はある。でも、前よりは良くなってきてるので、成長のあとは見える(笑)」

藤原「ありがとうございます!でも、こういう時に、マイクもっていないほうの手をどこに置いたら良いのかわからない…」

直井「よし、決めよ、決めよ」

升「とりあえず、膝いっとこうか?」

藤原「うん、膝ね」

MC「…では、膝に手を置きつつ、リラックスして頂ければと思います。六本木の劇場にたくさんのお客さんが来てくれていますが、今日は19もの劇場に生中継もされています」

直井「(中継のカメラを探しながら)どれでしょう?あれですかね。そちらはどうですか?人いますか?2人くらい、い、いますか…(笑)?」

MC「残念ながらこちらの声は聞こえないのですが…きっと何か伝わっていると思います」

山崎「誰もいなかったら切ないね…」

直井「誰かいてくれたら嬉しいなぁ」

MC「BUMP OF CHIKENにとって初めての映画、山崎監督のオープニングアニメーションは完全版が上映されますね。まずは、山崎監督いかがですか?」

山崎「ようやくですよ。ツアーが始まる前に、ほぼ映像は完成していたので、今か今かと待っていました。お蔵入りになるんじゃないかって思ってたぐらい(笑)」

藤原「決まった時は他人事にしか思えなくて。我々の映画?は…それは誰が見に行くんですか?っていう(笑)。でも、今日来てくださったお客さんの顔が見ることができて嬉しいです」

直井「ガラガラなんじゃないかって、気になって仕方ない!藤原くんが言う通り、僕らが映画にお客さんが来てくれているのが、本当に不思議」

藤原「え、我々が映画…ってね(笑)」

直井「え、我々が映画…。って鮎貝さん!ここ僕に振るところじゃなかったですよね(笑)」

MC「いえ、ここは直井さんですね。悪気はないですよ。続いては増川さんいかがですか?」

増川「映像を撮ってくれている番場(修一)監督と長い間やり取りをしていたので、ようやくみなさんに見てもらるなと。嬉しいです」

藤原&直井「100点のコメントだね」

MC「升さん、最後なので言うことないかもしれませんが、お願いします!」

升「なんなら、飛ばしてもらっても全然大丈夫ですよ(笑)。ライブと違うので実際どういう反応が返ってくるのか心配だったのですが、舞台に出てきてみると、ライブTシャツを着てくれている方もいて嬉しいです。映画ですが、ライブを思い出すような作品になっていると思います」

一同「すげー秀ちゃん(升)、その答え1000点だよ!」

MC「ありがとうございました。では、ここで、すごい方からメッセージが届いておりますのでご紹介します」

(BUMPの面々はスクリーンが見える位置に移動。山崎監督が手掛けたアニメーションに参加した松坂桃李からのコメント動画が流れる)

一同「(終了後)ありがとうございます!」

MC「松坂さんはBUMPファンらしいですよね。山崎監督もご存知だったとのことですが…」

山崎「そうですね、ファンの方にやってもらったほうがいいな、と思って…。スケジュールがかなり埋まっているなかを、無理くりお願いしました。BUMPだったら絶対やりたい、っておっしゃってくれました」

MC「現場での撮影風景を見させてもらったのですが、とても楽しそうにやられていましたね」

山崎「松坂くんも嬉しかったと思いますよ。BUMPのメンバーがいるところでやる、っていうのは」

MC「メンバーのみなさんもその場にいたのことですが、いかがでした?」

直井「モーションキャプチャーは全身タイツのようなものを着るので、松坂くんも杏さんも全身タイツなわけですよ。それって普通は面白いじゃないですか、モジモジくんみたいで。でも、お2人が並んでいると、めちゃくちゃカッコ良くて!八頭身!!きれいに立っているんですよ。だから、僕も着たいって言えなかった。でも今度、監督、着たいです!」

山崎「それ、ずーっと言っているよね」

直井「僕、着たいっす!」

MC「もしかしたら、新たな作品も可能性もあるかもしれませんね」

直井「着たいです!」

山崎「わかった、わかった!(苦笑)。でも、ここでは決めたくないですね」

【Part2に続く】

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