アンジーを「才能のない駄々っ子」と呼んだプロデューサーのメールが流出!

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アンジーを「才能のない駄々っ子」と呼んだプロデューサーのメールが流出!

映画プロデューサーのスコット・ルーディンが、ソニー・ピクチャーズの重役に送ったというメールがハッカーの手で流出し、大きな話題になっている。英紙テレグラフなどのメディアによれば、同メールの中でスコット・ルーディンはアンジェリーナ・ジョリー主演の『Cleopatra(原題)』製作についての疑念を示し、アンジェリーナを「甘やかされた駄々っ子」とこき下ろしている。

「僕は1億8000万ドル(約212億円)もかけたエゴ丸出し映画を統括する気はないし、この映画は僕たちのキャリアを崩壊させるだろう。僕はほとんど才能もない甘やかされた駄々っ子のために自分のキャリアを犠牲にする気はない。彼女は平気でこの映画を18か月間棚上げにして自分の映画を撮った」

「彼女は単なる客寄せのセレブリティでそれ以外の何者でもない。どんな愚か者でも失敗するとわかっている作品を作って、彼女と一緒に玉砕することだけは避けなければいけない。僕たちは業界の笑いものになるだろうし、そうなったら責めるべきは自分だけだ。もうこの作品のために時間を無駄にするのはやめよう」とルーディンは書いているという。

また、アンジェリーナは『Cleopatra』の監督にデヴィッド・フィンチャーを希望していたようだが、彼がスティーブ・ジョブズの伝記映画の監督をオファーされたと知って機嫌を損ねていたそうで、「彼女がフィンチャーの仕事を困難にする前に、黙らせたほうがいい」とルーディンは言及している。

『Cleopatra』はアンジェリーナ悲願の主演作で、自ら「クレオパトラを演じて女優を辞めるのは、最高の花道になると思う」と語ったこともあり、夫のブラッド・ピットや6人の子どもたちも含め、家族総出演の作品になると報道されたこともあった。【UK在住/ブレイディみかこ】

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