2014年を語る上で欠かせないアニメ『妖怪ウォッチ』の劇場版が邦画歴代No.1スタート!

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2014年を語る上で欠かせないアニメ『妖怪ウォッチ』の劇場版が邦画歴代No.1スタート!

7月の劇場前売券の発売時には特典目当ての多くの徹夜組が出るなど話題を呼んだ『映画 妖怪ウォッチ 誕生の秘密だニャン!』。いざ、ふたを開けてみれば、東宝作品としてはもちろん、配給収入から興行収入に集計方法が変わった2000年度以降の初日2日間成績としては、歴代邦画No.1となる記録を打ち立てた。

全国408スクリーンで公開された本作の成績は、土日2日間で動員148万4916人、興収16億2889万3000円。これまでの歴代初動記録が『ハウルの動く城』(2004年11月20日公開) の14億8000万円だったので、10年ぶりに記録を塗り替えたかたちだ。さらに2015年12月の劇場版第2弾の公開も決まっており、劇場前売券の発売時にはまたも大きな話題となりそうだ。

2013年7月発売のニンテンドー3DSのゲームソフトを基にしたアニメ版は2014年1月から放送がスタート。妖怪の姿が見える腕時計型のアイテム、妖怪ウォッチを入手した小学生と彼が出会う妖怪との交流を描いた本作は、流行語大賞のトップ10に入ったほか、大晦日に放送されるNHK紅白歌合戦でもスぺシャル企画として主題歌を担当したキング・クリームソーダと同じくエンディングテーマを歌うDream5の出演が予定されているなど、2014年を語るうえで欠かせない作品となった。

2位にはディズニーアニメ最新作『ベイマックス』が登場。土日2日間の動員は46万3556人、興収は6億41万500円。日本とサンフランシスコからインスピレーションを受けた架空の街を舞台に、14歳の少年とケアロボットの友情を描いた本作は、鈴をモチーフにしたロボット、ベイマックスの顔や登場人物の名前など、日本からの多大な影響が感じられる一作だ。

また、3位には戦前のカナダに実在した日系人野球チームの活躍を描く『バンクーバーの朝日』がランクイン。今週のトップ10のうち、アニメが4本、コミック原作ものが3本と、アニメが爆発的に強かった昨年度と似たような傾向が感じられるが、果たして『映画 妖怪ウォッチ 誕生の秘密だニャン!』は息の長い興行となるのか?その推移が気になるところ。

なお、2014年最後の土曜日となる12月27日には「あまちゃん」で大ブレイクした能年玲奈がクラゲオタクの主人公に扮し、コミカルな演技を披露してくれる『海月姫』が登場。強力な上位陣にどこまで食い込めるかに注目だ。【トライワークス】

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