ウインナーにナポリタン…懐かしメニューに腹が鳴る!?

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ウインナーにナポリタン…懐かしメニューに腹が鳴る!?

2014年末、「年越しそば」にまつわる大晦日エピソードで最終回を迎えた人気深夜ドラマ「深夜食堂3」だが、ファン待望の映画版が、いよいよ1月31日(土)公開に向けてヒートアップ!そこで今回、劇場版に登場するナポリタン他の“懐かし系メニュー”を紹介。見ているだけでホカホカの湯気と匂いが漂ってきそうな1品だ。

そもそも同ドラマは、シリーズ累計発行部数230万部を記録した安倍夜郎の同名コミックを原作とし、小林薫演じるマスターが営む、繁華街の路地裏にある小さな食堂“めしや”に集う人間模様を描いたもの。これまでも、記念すべき第1話では、ヤクザの竜(松重豊)とゲイバーのママ・小寿々(綾田俊樹)にまつわる人情話が描かれたが、その軸になるのは彼らが注文する「赤いウインナー」や「卵焼き」といった懐かしい庶民派メニュー。それら“夜食テロ”級の映像が、じわじわと支持を集めてきたのだ。

そうした陰の主役ともいえる庶民派メニューを手掛けているのが、フードスタイリストの飯島奈美。NHK連続テレビ小説「ごちそうさん」をはじめ数々の人気作品のメニューを再現してきた第一人者だが、『映画 深夜食堂』でもその手腕が炸裂!劇中で、愛人を亡くしたばかりの三十路女・川島たまこ(高岡早紀)の大好物として登場する「ナポリタン」は、「名古屋発祥の“イタリアン”にしたい」という松岡錠司監督のリクエストに応え、熱した鉄板に卵を流し込み、半熟の状態でナポリタンを乗せるスタイルに。卵の黄色に映える真っ赤なナポリタンの色など、シンプルなレシピの中にもこだわりが随所に施されている。

また映画版には、被災地の炊き出しメニューとして「カレーライス」や、多部未華子扮するみちるが注文する「とろろご飯」などのエピソードが描かれるほか、常連客にお馴染みの「豚汁」「赤いウインナー」「卵焼き」ももちろん登場。“めしや”で出される料理によって、どんな物語が繰り広げられるのか?自分自身の“思い出メニュー”にも想いを馳せながら、ぜひ劇場で堪能してほしい。【トライワークス】

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