ホイットニーの伝記映画はセックスと薬まみれ!?
2012年の2月にホテルのバスタブで溺死した伝説の歌姫ホイットニー・ヒューストンの伝記映画がテレビで放映されたが、そのショッキングな内容が物議を醸している。
米ケーブルTVLifetime製作のホイットニーの伝記ドラマ「Whitney」でメガホンをとったのは、『ため息つかせて』(95)でホイットニーと共演し、これが監督デビュー作となる女優のアンジェラ・バセット。
アンジェラは同作について、「ホイットニーをリスペクトしてこの映画を撮った」と答えていたが、1月17日にオンエアされた作品を見ると、ボビー・ブラウンと結婚する前、かねてから噂のあったアシスタントのロビン・クロフォードとレズビアンの関係にあったかのような描かれ方や、セックスやドラッグにふけるグラフィックなシーンが多く、家族のみならずファンを激怒させたという。
「ホイットニーの家族はとても不快に感じていて、『我々が承認した内容ではない』と、この映画が事実に基づいていないことを主張しています」
「またファンも、『ボビーとの結婚生活や娘のボビー・クリスティーナ誕生の5年間が描かれると聞いていたので、当然ホイットニーのキャリアを中心にその栄光を描いたものだと思っていた。でも、実際にはセックスやドラッグにふけるシーンがとてもグラフィックに描かれていて、リスペクトどころかホイットニーを貶めている』と怒りのツイッターが殺到している」とデイリー・メール紙が伝えている。
アンジェラは、E!オンラインで、「ロビンとの関係が実際にどうだったかはわかりませんが、自分を心から信じ、慕ってくれる女性との距離が近くなるのは普通のことです。この作品では、セックスが重要な要素ではありません」と弁明している。ホイットニーの死は、麻薬、処方薬、市販薬の過剰摂取とアルコールの摂取が引き起こしたものとされている。【NY在住/JUNKO】