最強の狙撃手を描く超ヒット作、緊迫の限定映像を公開

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最強の狙撃手を描く超ヒット作、緊迫の限定映像を公開

本年度アカデミー賞6部門にノミネートされている、米軍史上最強と謳われた伝説のスナイパー、クリス・カイルの自伝をもとに描かれる真実のドラマ『アメリカン・スナイパー』が2月21日(土)より公開される。本作は、クリント・イーストウッド監督作史上、最高のオープニング成績で全米初登場No.1を獲得。そんな日本公開が待たれる本作のWEB限定映像が本日解禁となった。

解禁された映像は、巨大な砂嵐が舞い、壮大なスケールで展開する極限の激戦地から始まる。緊迫の状況下で、主人公クリスはアメリカに残る妻タヤと電話をする。愛する妻の声とあまりにかけ離れた戦場。ブラッドリー・クーパーが、戦場と家族がいる日常を行き来する男の光と影を演じる。

9.11以降、終わらないイラク戦争を舞台にしているにも関わらず全米で圧倒的な支持を受け、あの『アバター』(09)の成績を抜く全米初登場第1位を記録し、週末3日間で興行収入約9020万ドル(約106億9000万円)を突破する本年度最高のオープニングを打ち立てた。

また、戦争ジャンルの映画でありながらも、男女比57:43と女性層が多く劇場へ足を運んでいるのも興味深い。ビジュアルのキャッチコピー「彼は帰ってきた。心は戦場においたままで」とあるように、主人公とその妻が織りなす家族の葛藤とドラマが、多くの女性の共感を呼んでいるのだ。

自身の集大成ともいっても過言ではない本作についてイーストウッド監督は、「この映画は緊迫したアクションが満載だ。だが映画の魂であり、ストーリーを展開していくのは人間関係。クリスと戦友たちとの関係、そして特にクリスとタヤの関係はこの映画の中で一番重要だ」と断言している。

また、クリス・カイルの妻タヤ・カイル本人は、「クリス・カイルの映画の監督をクリント・イーストウッドが引き受けてくれるなんて、これ以上のことはないです。そして、この映画に関わった人々みんなが、要求されている以上のことをやり遂げてくれたことに私はとても感謝をしています。常に自分の責任以上のことをやろうとした、1人の人物を描くのに相応しいと思います。」と製作者たちに賞賛と感謝のコメントを送っている。

全米で社会現象級のヒットを記録している本作。イーストウッド監督の人物描写とリアリティを追及したクーパーの迫真の演技を劇場で目撃してほしい。【Movie Walker】

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