浴槽で発見されたホイットニーの娘、昏睡状態が続く
故ホイットニー・ヒューストンの娘、ボビー・クリスティーナ・ブラウンが1月31日に自宅のバスルームの浴槽で意識不明になっているところを発見された。彼女はまるで2012年に母親が死亡した状況を再現する形で、うつぶせで湯の中に顔を沈めて浮かんでいたという。
発見者は夫のニック・ゴードンで、すぐに救急車を呼び、胸骨圧迫と人工呼吸による心肺蘇生を行って一命をとりとめた。救急車で病院に搬送されたボビーは昏睡状態が続いており、人工呼吸器を装着されているとピープル誌のサイトは伝えている。
「ボビー・クリスティーナにとって辛い時期が続いていました。彼女は母親の死後数年間、苦しんできました」と関係者が同誌サイトに証言している。2月11日はホイットニーの三回忌にあたる。彼女はグラミー賞授賞式の前日にホテルの浴室で溺れて死亡している姿を発見された。彼女もまたうつぶせで浴槽に浮かんでいたといわれており、死因はドラッグ摂取と心臓疾患だったと報道されていた。
TMZによれば、医師はボビー・クリスティーナの脳の機能が著しく低下していると語っているそうだが、容態は安定しており、家族は希望を捨てないようにと励まされているという。1月31日に浴室でボビー・クリスティーナに何が起きたのかは不明だが、警察の調べでは彼女の自宅からドラッグは発見されていないそうだ。
「彼女の母親がまったく同じ状況で死亡したことを我々は知っているので、非常に悲しい事件だと思います。しかし彼女はまだ生きて、息をしています。彼女が何らかの疾患で浴槽で倒れたのか、自分の意志でそうしたのか、オーバードーズだったのかはわかっていません」と警察当局のスポークスパーソンはコメントしている。【UK在住/ブレイディみかこ】
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