アンジーがマーベル初の女性ヒーロー映画を監督?
マーベル初の女性スーパーヒーロー映画『Captain Marvel(原題)』の監督候補にアンジェリーナ・ジョリーがあがっているという。OK!誌によれば、マーベル側の第一希望はアンジェリーナで、すでに交渉をはじめており、報酬2000万ドル(約23億7000万円)でオファーされているそうだ。
「マーベルにとって、女性の監督を獲得することが最優先課題だ。アンジェリーナは、監督としての自分にこれほど需要があるとはまったく思っていなかった。ソニーのハッキング事件の後だけに、元気づけられているだろう」と関係者は語っている。
ソニーへのサイバー攻撃で映画界関係者のメールが流出した事件では、業界の大物がアンジェリーナを「才能がない甘やかされた子どものよう」と表現していたことが明らかになり、大きなスキャンダルになった。そんな時期だけにマーベルからのオファーはアンジーにとって嬉しいに違いない。
『Captain Marvel(原題)』はキャロル・ダンバースという女性キャラを主人公にしたマーベル初のスーパーヒロイン映画になると発表されており、公開は2018年を予定している。アンジェリーナは現在3本目の映画を製作中だが、いずれも低予算の映画ばかりで、ブロックバスター作品でメガホンをとったことはない。
マーベルが経験の少ないアンジェリーナを監督として起用するのはリスクではあるが、彼女を獲得できれば宣伝効果はほかの誰より大きいだろう。【UK在住/ブレイディみかこ】
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