福士蒼汰、プライベートでの壁ドンは「難しい」
咲坂伊緒の同名少女コミックを映画化した『ストロボ・エッジ』(3月14日公開)の完成披露試写会が2月16日にイイノホールで開催され、福士蒼汰、有村架純、山田裕貴、佐藤ありさ、入江甚儀、黒島結菜、廣木隆一監督が登壇。
福士が「好きな人に好きな人がいても告白する」「プライベートでは壁ドンは難しい」など数々の恋の質問に答え、女性ファンからの黄色い歓声を浴びた。
本作は、恋に奥手な女子高生・仁菜子(有村)と学校イチの人気男子・蓮(福士)をはじめ、登場人物たちの片思いを描くピュアなラブストーリー。もともと原作ファンだったという福士は「高校2年生のときに原作を読んで。僕が蓮をやったらと思って、声に出しながら読んでいた。夢が叶った感じです」と憧れの役柄を演じたことに感無量の面持ち。
仁菜子を演じるために髪をばっさりとカットした有村は、「髪が長いと仁菜子じゃないので、切りたいと言って」と告白。「気持ちもさっぱりしたし、役として自分の容姿を変えるというアプローチをできたことが新鮮でうれしかったです」と女優としても大きな一歩となったようだ。
その後、学園ラブストーリーにちなんで、恋の質問に答えることになったキャスト陣。「好きな人に好きな人がいても告白する?」との質問に、福士は「YES」との札をあげ、「自分の気持ちをなくすのはもったいない。大切にした方がいいので、伝えた方がいい」と男気あふれる一言。
「デビュー前に学生時代にチョコを10個以上もらったことがある?」との質問には、福士は「YES。20個くらいかな」と答え、入江と山田は「NO」の札を上げた。
入江は「粒にしたら10個もらったことあるし」と強がり、山田は「義理チョコを入れても10個に満たない」としょんぼりすると、会場は大爆笑。また、「プライベートで壁ドンをやりたい、やられたい?」との質問が飛ぶと、福士は「NO」と上げ、「リアルの世界でやるのはなかなか難しいですよね」と現実的に回答。福士から「やりたい?」と聞かれた入江と山田が「やれるもんだったら、やりたいよ!」と大声を出して「YES」の札を掲げると、再び会場は大爆笑だった。
2万800通を超える応募があり、倍率は520倍となったこの日の舞台挨拶。合宿のような撮影期間を経て、すっかり絆を育んだ一同の息の合ったトークに会場は熱気ムンムン。福士には女性ファンからの声援が飛びまくっていたが、有村は「胸キュンのシーンもたくさんあります。福士蒼汰くんにやられちゃってください」と映画を猛アピールしていた。【取材・文/成田おり枝】