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神田沙也加、『アナ雪』は赤ずきんからの「縁」

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神田沙也加、『アナ雪』は赤ずきんからの「縁」

第87回アカデミー賞で3部門にノミネートされたディズニー映画『イントゥ・ザ・ウッズ』(3月14日公開)の試写会トークショーイベントが、2月25日によみうりホールで開催。本作の宣伝ナビゲーターを務める神田沙也加と、ミュージカルの恩師・宮本亜門がサプライズ登場し、舞台挨拶を行った。

神田は17歳の時、宮本演出の「Into the Woods」の赤ずきん役でミュージカルデビューをしており、「その時から積み重ねた結果、『アナと雪の女王』にも会えました。本当に縁というか、感謝ですね」と笑顔を見せた。

宮本は、オーディションで赤ずきん役を勝ち取った当時の神田を振り返り、「生半可じゃない熱の入れようだったし、声が素晴らしかった」と絶賛。神田は「受かった時は、声を出して喜びました。初めてで緊張していましたが、亜門さんが『ちゃんと、オーディションであなたを選んだのだから、自信を持ってそこに立てば良いんだよ』と言ってくださり、楽になりました」と、恩師に感謝した。

その後、当時、神田が着用していたという赤ずきんの衣装がお目見え。神田は「うわ!そうだ!亜門さん、これだ」と大喜び。赤ずきん役については「すごく大事な役どころでした。少女から大人になっていく。知らない世界への好奇心はもちろんあるけど、失敗から学ぶこともある。そういうことを経て大人になっていく」と解釈を述べると、宮本は「沙也加、大人になったね」と、まるで親のようにやさしい眼差しを浮かべた。

『イントゥ・ザ・ウッズ』は、『シカゴ』(02)を手がけたロブ・マーシャル監督の最新作。シンデレラ、ラプンツェル、赤ずきんなど、願いを叶えたはずのおとぎ話の主人公たちが、「めでたし、めでたし」の後で、予想外の運命に翻弄されていく。メリル・ストリープやジョニー・デップなど、豪華スターの出演でも話題沸騰。【取材・文/山崎伸子】

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