仮面ライダーBLACK役の倉田てつを「熱烈にくどかれた」

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仮面ライダーBLACK役の倉田てつを「熱烈にくどかれた」

歴代の仮面ライダーたちをはじめ、幻の“仮面ライダー3号”が登場することで注目を集める『スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号』(3月21日公開)。この完成披露が3月2日、新宿バルト9で行われ、テレビ版レギュラーの竹内涼真や劇場版ゲストの中村優一、半田健人、天野浩成、倉田てつを、及川光博、高田延彦らが登壇した。

まず、現在放送中の「仮面ライダードライブ」でドライブ=泊進之介役を演じている竹内は、本作の見どころについて「3号ライダーがカッコいい。3号役及川(光博)さんの変身するシーンをモニター越しで見て、写メを撮っていたくらいです」と、3号のカッコ良さにホレボレしている様子。

さらに幼い頃、「仮面ライダー555」を観ていたようで、本作で半田と共演できたことが嬉しかったとコメント。すると、すかさず半田が「出世するよ(笑)」と突っ込み、さらに、「仮面ライダーBLACK」でBLACK=南光太郎役を務めた倉田が「俺じゃないの?(笑)」と、ちゃちゃを入れるなど、会場の笑いを誘っていた。

本作が復帰作となった「仮面ライダー電王」のゼロノス=桜井侑斗役の中村は「最初に言っておく! 俺はか~な~り、強い!」という決めセリフで挨拶。「大好きなライダーを演じられてうれしいです」と涙ぐみながら話し、会場に詰めかけたファンからは「頑張れ!」と、応援の声をもらっていた。

「仮面ライダー剣(ブレイド)」でギャレン=橘朔也を演じた天野には、ダディという愛称があるとあって、会場からはダディコールが!その声に嬉しそうな表情を浮かべ、「10年ぶりにギャレンを演じられて嬉しかった」と、感激しきり。10年ぶりに演じたことについて「カメラモニターを見て、橘に『あ、似てる似てる』って、思ったんですよね。それぐらい久しぶりでした」と、現場で感じた不安も明かした。

BLACKとして本作が6年ぶりの出演となる倉田は、今回の出演について「『倉田がBLACKをやると日本の特撮が元気になれる』と、製作側からくどかれました」と、裏話を披露。唯一、及川と絡めなかったのが心残りと吐露したが、その代わり同じ“ブラック”という名前の悪役、ブラック将軍との闘いには注目してほしいと話す。

そんなブラック将軍を演じた高田延彦は、「僕はベビーフェイスなので、悪役として恐い顔で演じられたかどうか不安です」と、苦笑い。客席に「怖かった?」と問いかけ、“いいえ”という答えが返ってくると「これ大丈夫ですかね(笑)?」と、焦った様子を見せた。

一同、「見応えのある作品に仕上がった」と猛アピールする本作。歴代&現役ライダーの夢の競演、さらに、3号ライダーの登場の瞬間をお見逃しなく!【取材・文/トライワークス】

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