松坂桃李、初の前貼りに苦労!
人気ドラマ「リーガルハイ」の脚本家・古沢良太と、演出を手がけた石川淳一が再タッグを組んだ映画『エイプリルフールズ』(4月1日公開)の完成披露試写会が、3月3日にTOKYO DOME CITYで開催された。
戸田恵梨香、松坂桃李ら豪華キャストと石川監督が舞台挨拶に登壇。戸田は「これはウソの話でもありますが、本当に個性豊かなキャラクターたちが、その個性がどれだけ愛おしくて美しいのかを教えてくれる作品でもあります」と作品をアピールした。
『エイプリルフールズ』は、総勢27人の登場人物が織りなすコメディ。登壇したのは、戸田、松坂の他、ユースケ・サンタマリア、小澤征悦、菜々緒、大和田伸也、寺島進、浜辺美波、山口紗弥加、高嶋政伸、窪田正孝、矢野聖人、木南晴夏、富司純子、石川監督の25名だ。戸田は、作品に手応えを感じているようで、「作品がとてつもなく大変なことになっています」と大興奮で話した。
松坂は「僕史上ありえない、SEX依存症の天才外科医役です。ゲスです。ゲスの極みだなと」と苦笑い。初めて前貼りにもトライしたそうで「なかなか手強いやつ。角度によってばれたりするので、ポジショニングを試行錯誤しました」と告白。
すると、ユースケが「剃ったの、僕です」とウソをつき、会場を爆笑させた後「普段は全然違う。今回、新しい桃李像ができたんじゃないかと」と、松坂をほめ称えた。
続いて、それぞれのキャストから爆弾発言が。窪田が、矢野との親密なシーンについて「とりあえず、ここ2人は一線を超えたので」と言ったと思えば、高島が「よどんだ僕の人生をすべてぶつけてみました。そのよどみっぷりを楽しんでいただけたらと」と自虐ネタで笑いを誘う。
本作で映画デビューを果たした石田監督は「緊張しました。キャストが決まった時、こんなに豪華で大丈夫なのかと。でも、みなさんが、ぐんぐんキャラクターを伸ばしてもらって楽しかったです」と力強く語った。【取材・文/山崎伸子】