駆け引き上手?かっこよくて愛おしい現代版シンデレラ
ディズニーが贈る最新作『シンデレラ』が4月25日(土)にいよいよ公開を迎える。誰もが知っているシンデレラ・ストーリーとは一味違い、物語を現代的に描くことでシンデレラのイメージを一新させている点がポイントだ。
リリー・ジェームズが演じたシンデレラは、愛する母と父を亡くした挙句、父の再婚相手であるまま母とその娘たちから召使いのような扱いを受ける。だがどんなに辛い状況でも、シンデレラは前向でポジティブ!たくましく凜としたシンデレラ像を映し出していく。
意地悪なまま母に対しては「なぜ嫌がらせをするのか」と抗議したり、舞踏会に行くドレスを自分で作ったり、森で狩りをしている王子には「動物を殺さないで」と注意を促したりするなど、ヒロインの芯の強さが垣間見える場面も。自分の意志で未来を切り拓こうとするシンデレラの姿は、まさに現代女性のイメージにぴったりだ。
また、おとぎ話の主人公たちが様々なドラマを繰り広げる『イントゥ・ザ・ウッズ』(3月14日公開)でも、新タイプのシンデレラが登場。ガラスの靴が脱げてしまう名場面では、わざとガラスの靴を置き忘れ、本当に自分を見つけ出してくれるのか王子の気持ちを試そうとする。少し打算的ではあるが、そんなシンデレラの恋の駆け引きは、人間くさくて愛おしい!
時代の変化とともに進化した「シンデレラ」。思いがけないまさかの展開やヒロイン以外の個性的なキャラクターたちにもぜひ注目してほしい。【トライワークス】
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