杉浦太陽、ウルトラマンに復帰。「ただいま!」と笑顔
『劇場版 ウルトラマンギンガS 決戦!ウルトラ10勇士!!』の初日舞台挨拶が3月14日に新宿ピカデリーで開催され、根岸拓哉、宇治清高、杉浦太陽、小宮有紗、大浦龍宇一、滝裕可里、加藤貴宏、草川拓弥、小池里奈、最上もが、坂本浩一監督が登壇。「ウルトラマンコスモス」から14年ぶりに復帰した杉浦が、「久しぶりにウルトラマンの世界に帰ってきました。ただいま!」と笑顔で喜びを語った。
本作は、ウルトラマンギンガ、ビクトリー、ティガ、ダイナなど10人ものウルトラマンが出演する劇場版。新たな敵の出現にウルトラマンギンガらが立ち向かう。ウルトラマンコスモスこと春野ムサシ役を演じた杉浦や、女戦士・アレーナ役の小宮など、ウルトラファンにはうれしいゲストも出演している。
杉浦は「14年経ってしまった」と振り返り、「帰ってこられて誇りに思います。新しいファミリーが増えてうれしい」とウルトラマンファミリーの一員として感無量の面持ち。根岸は「太陽くんの人柄が、僕らを受け入れてくれた」と感謝を伝えていた。
本作のテーマが「力を合わせて克服する」ということにちなんで、それぞれが「克服したこと」を発表することに。杉浦は「僕は走り方が最悪で。かっこよく走るために1年間走り続けて、ようやくアクションシーンまでやらせてもらえるようになった」と告白。根岸は「克服というわけではないけれど、みんなの力をあわせたから、撮影も乗り切ることができた」と話し、会場から大きな拍手を浴びていた。
本作では、作品に登場するウルトラ10勇士が飛び回り、3月中の全土日・全上映館・全上映回にて、観客と握手をするという「史上最大の劇場ウルトラ握手会」を実施。出陣式が行われたステージでは、ウルトラマンギンガビクトリー、ウルトラマンコスモスも駆けつけ会場も大盛り上がり。
杉浦も「コスモス!」との決め台詞と共に変身ポーズを披露。その後の挨拶では、マイクと間違えて変身アイテムを手にトークをしてしまう一幕も。「ガチで間違えた!めっちゃ恥ずかしいわ!」とタジタジになると、観客も大爆笑だった。【取材・文/成田おり枝】