映画『脳漿炸裂ガール』主演に柏木ひなたと竹富聖花
ニコニコ動画で関連動画の再生回数が2500万回を超え、“神曲”と称えられた大ヒットボーカロイド楽曲「脳漿炸裂ガール」。2013年12月に書籍化されると、女子小・中・高生を中心にベストセラーとなり、シリーズ4巻の累計発行部数は30万部を突破した。“ボカロ”史上初の実写映画化が発表されていたが、今回、ついにファン待望のキャストが発表された。
主人公の市位ハナ役を大人気のアイドルユニット私立恵比寿中学の柏木ひなた、ハナと共にゲームを戦う同級生の稲沢はな役を『ホットロード』(14)『暗殺教室』(3月21日公開)と話題作への出演が続く竹富聖花が演じる。本作は柏木と竹富のダブル主演だ。
柏木は、「お話をいただいたときは素直に嬉しかったです。また新しい自分を発見できると思うとわくわくします!台本をいただいてすぐに読んだんですが、正直衝撃的で怖かったです。でも曲は怖いとかではなく、難しいなと感じました。この作品に出会えたのは運命なので、とても難しい役ですが自分自身の挑戦だと思って頑張ります」とコメントした。
竹富は、「まず、変わったタイトルだなと思ってわくわくしました。どういう世界観なのか気になり、曲を聴いてみましたが、最初に聴いた時は不思議な気持ちになりました。音楽というよりは未来の短編映画のような、ストーリー性があって独特な世界を持っている曲だと感じました」
また、台本について竹富は、「どう展開していくのかハラハラするストーリーだなと思いました。人はみんな裏があり、何かを考え、悩み、そしてまた誰かに強い思いを抱いたり…。崖っぷちまで追い詰められると何をするかわからない。そういう人間の衝撃的な一瞬を映画館で味わってもらえるように集中力を高めて撮影に挑みたいと思います」と意気込みを語った。
さらにその他出演者として、第7回東宝シンデレラ・グランプリの上白石萌歌、「仮面ライダー鎧武/ガイム」でヒロインを務めた志田友美、D-BOYSメンバーで映画『ガチバン』シリーズの荒井敦史、「テラスハウス」のレギュラーとして大ブレイクした菅谷哲也、「マッサン」で大注目の若手実力派、浅香航大という新鮮なメンバーが揃った。
撮影は3月末からスタートし、今夏の公開を予定。ニコ動ボカロ発の企画にちなみ、来る3月25日(水)には撮影現場からのニコニコ生放送が予定されているだけでなく、ニコニコ動画で公開前の極秘企画も用意されているという本作。まずはニコ動をチェックしてみよう!【Movie Walker】