悟空役の野沢雅子、久々のフリーザに「憎たらしかった」
原作者の鳥山明が自ら脚本を手掛けたことで話題の『ドラゴンボールZ 復活の「F」』(4月18日公開)。この公開に先駆け、3月21日に“天下一ファンミーティング”と題したイベントが実施され、孫悟空・孫悟飯の声優を務める野沢雅子やフリーザ役の中尾隆聖、応援団に就任したダチョウ倶楽部が登壇した。
前作『ドラゴンボールZ 神と神』(13)から2年ぶりの新作となる本作では、宇宙最強の存在、絶対的な悪として君臨するフリーザが復活。格段の進化を遂げたフリーザの強さに、悟空たちがどう立ち向かっていくのかが大きな見どころとなっている。
鳥山が手掛けるストーリーについて野沢は「長年、悟空をやっていますが、次はこうくるだろうと思っても、何回も裏切られる。さすが、鳥山先生!」と、大絶賛。また、久しぶりのフリーザ登場には「やっぱり憎たらしかった」と、悟空役ならではの本音も覗かせた。
それを受けて、中尾は「最初にフリーザを演じてから20年経ちましたが、いつものメンバーがスタジオにいたので久々という感じはしなかったです。マコさん(野沢さん)に嫌われるように一生懸命やりました(笑)」と、アフレコを振り返る。
また、ベジータ役の堀川りょうは「鳥山先生の脚本を読んだだけでも感無量」と喜びを語り、ピッコロ役の古川登志夫に至っても「セリフが本当に良い。これから語り継がれる名台詞、決め台詞が生まれると思う」と、後世に残る作品だとアピールした。
イベント終盤、シークレットゲストとして登場したのは「ドラゴンボール」ファンだというダチョウ倶楽部。リーダーの肥後克広が「ギャグが大好き。みんなに受けるというのが私たちと似ていて親近感がわきます(笑)」と語ると、寺門ジモンも負けじと「男の強さが魅力的。経験や愛など、いろんなテーマが詰まっていて勉強できる」と熱弁。
続いて上島竜兵は「本当に大好きで、今日のことも土田(晃之)にも自慢してきましたよ」と、“ドラゴンボール愛”を披露。さらに「野沢さんとのアフレコが待っているので、楽しみです!え?ない?完成してるの?おかしいだろ、このやろー!」と、ギャグで会場を沸かせていた。
ダチョウ倶楽部が持ちネタをアレンジしたギャグ「か・め・は・め・ヤー!」を披露したほか、声優陣と会場に詰めかけた1000人のファンが揃って“大かめはめ波”を演じてみせるなど、イベントは終始大きな盛り上がりを見せた。声優陣一同が絶賛する『ドラゴンボールZ 復活の「F」』、その興奮をしっかりと劇場で味わってほしい!【Movie Walker】