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『ハリポタ』ツアーのフクロウ、PETAが虐待疑惑

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『ハリポタ』ツアーのフクロウ、PETAが虐待疑惑

2012年からロンドンのワーナー・ブラザース・スタジオで行われている『ハリー・ポッター』シリーズのツアーで、フクロウが不当な扱いを受けていると動物愛護団体(以下PETA)が非難している。

PETAが問題視しているのは、「The Making of Harry Potter」と呼ばれるスタジオツアーで、セットのツアーでバタービアを楽しんだり、ハリーの飼っていたシロフクロウのヘドウィグなど、同作に登場する動物たちにも会えるという、まさにファンにとってはハリポタの世界が満喫できる夢のようなツアーだという。

しかしPETAは今回極秘でツアーの様子を収めたビデオを公開し、「ツアーのオペレーターは、何時間もフクロウをひもでつないで狭いかごに閉じ込め、不当な扱いでストレスを与えている。手品を強要してやらなかったら、『クビだ』とまで言う始末」

「また、ファンにフクロウに触ることを推奨したり、夜行性のフクロウたちに対して、平気でフラッシュありの写真を撮らせたりしているのは、あるまじき行為だ」とBBCテレビに訴えたという。

これに対してワーナー・ブラザース側は、フクロウなどを所有している「Birds and Animals」からの指導のもとで、鳥や動物の習性を把握したうえで最善の扱いをしているとコメント。また同団体もそれを認めていることから、現時点ではこのツアーへの影響はないと思われる。【NY在住/JUNKO】

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