野沢雅子、悟空や悟飯役は「鳥山明先生の即決です」

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野沢雅子、悟空や悟飯役は「鳥山明先生の即決です」

現在公開中の人気シリーズ最新作『ドラゴンボールZ 復活の「F」』だが、今回、主人公の悟空(5・9)にちなみ、5月9日が「悟空の日」として、日本記念日協会により正式に認定された。それを記念し、同日9日に新宿バルト9で、悟空役の声優・野沢雅子による舞台挨拶が開催。

“悟空の日”の「記念日登録証」を贈呈された野沢は「すごいでしょ!認めていただいたのは、みなさんのおかげです」と満面の笑みを浮かべた。

続いて野沢は、孫悟空、孫悟飯、孫悟天の声優に抜擢された時の秘話も明かした。孫悟空役について「オーディションで、鳥山先生が私の言ったセリフを聞いて即決!『この方だ』と選んでくださったんです。最高でしょ」とうれしそうに笑顔を見せた。

孫悟飯役についても「誰がやるのか、楽しみにしてたの。そしたら『野沢さんですよ』と言われて。『誰が決めてくださったんですか?』と聞いたら、それも鳥山先生だったそうで。本当にうれしかったです。孫悟天役もそうみたいで、すっと言われました。3役やらせていただいて幸せです」と当時を振り返った。

さらに、鳥山明と面識があり、対談もしたことがある野沢は「鳥山先生は親しみやすいし、自然体で接してくださる方。でも、それでいてシャイなんです。だから、パーティーとかはお好きじゃないかも」とのこと。

最後に、明日10日が母の日ということで、サプライズで59本の花束が、悟空(着ぐるみ)から野沢にプレゼントされた。野沢は「最高です。胸いっぱい。泣きたくなっちゃう」と感激。また、悟空との出会いについて「私の今、生きるすべて。いっしょに生きてる。お互いに成長していこうと思っています」と力強く締めくくった。

『ドラゴンボールZ 復活の「F」』は、東映配給作品史上最大となる653スクリーン(2D/3D/4DX/IMAX3D)で公開され、動員160万人、興行収入21億円を超え、大ヒット上映中だ。【取材・文/山崎伸子】

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