美人×恐怖顔の宝庫?最後の「呪怨」は美女だらけ
ハリウッドリメイクもされた日本を代表するホラー・シリーズ「呪怨」が、『呪怨 -ザ・ファイナル-』(6月20日公開)でついに最終章となる。果てしなき怨念がどんな“終わり”を迎えるのか注目が集まっているが、今作には、姉妹役の平愛梨&佐々木希ら綺麗どころも勢ぞろい。ファイナルにふさわしい“美人×恐怖顔”の宝庫となっている!
少年怨霊・俊雄と強い恨みを残して死んだ彼の母親・伽椰子が、“呪いの家”に足を踏み入れた者を襲う恐怖を描く本シリーズ。前作『呪怨 終わりの始まり』(14)に引き続き小学校教師・結衣を佐々木が、不可解な失踪をとげた結衣の行方を捜す姉・麻衣を平が演じている。
平といえば、『20世紀少年』シリーズのヒロイン・カンナ役で鮮烈な印象を残し、最近では端正な顔立ちからは想像できない天然キャラでバラエティ番組でも活躍中だ。そんな元気印の彼女だが、劇中では迫りくる脅威に終始翻弄されるヒロインを見事に表現している。
暗い部屋のガラスに映りこんだ妹の幻影に悩まされたり、浴室で髪を洗っていると後頭部に人の手が現れたりと、麻衣に次々と恐怖が降りかかる。極めつけは、結衣が生気のない形相でにじり寄ってくるシーン。顔面蒼白になる麻衣の恐怖顔には、思わずドキリとさせられてしまう。
平&佐々木のほかに、新たな不幸の連鎖に巻き込まれる女子高生役でおのののかが登場。TV番組などの出演で一気に知名度を上げている彼女が、神出鬼没の俊雄に脅え、目を見開いて半狂乱になる堂々たる熱演を見せる。
さらに、NHK連続テレビ小説の出演で注目された新人女優たちも負けじと恐怖顔を披露。「マッサン」の柳ゆり菜と「ごちそうさん」の松浦雅がおのの同級生役に扮しており、彼女たちが壮絶な悲劇に見舞われるシーンも必見だ。
お茶の間を明るい笑顔で照らす女優やアイドルたちが、新たな一面をみせる本作。美女たちの恐怖顔に彩られた人気ホラーシリーズの終焉を、ぜひ劇場で見届けてほしい!【トライワークス】