桐谷美玲の制服姿に山崎賢人が「ストライク!」
幸田もも子の人気コミックを映画化した『ヒロイン失格』(9月19日公開)の完成報告会見が、6月21日にヴィーナスフォートで開催され、桐谷美玲、山崎賢人、坂口健太郎、英勉監督が制服姿で登壇。久しぶりに制服を着たという桐谷は「ちょっと恥ずかしい反面、ちょっとうれしかった」と笑顔を見せた。
桐谷は「撮影の合間に、町中へ行ってお買い物をしたんですが、高校生だとみんなが思ってくれているんじゃないかと思うと、すごく楽しくて。でも、できあがったものを観て、ギリギリアウトじゃなかったかなと」と心配する。山崎が「え?アウトじゃなかった。セーフと言うと、申し訳ないくらい。ストライクでした」と言うと、桐谷は「どうも」と恐縮する。
苦労したシーンについて桐谷は「池ポチャです。3月初めのものすごい寒い時期で。池に落ちて、体ってこんなに動かなくなるんだなと実感しました。あと10秒入っていたら危なかったなと」と英監督に恨み節。英監督は笑いながら「準備なしで入ってもらったから」とうなずく。
桐谷の楽しかったシーンは、坊主頭になるシーンだったそうで「いっぱい写真撮ってみんなで遊んでました」とノリノリに話す。桐谷から「朝イチに見た時のリアクションが最高でした」と言われた坂口も「肌色でまんまる。すごかったです」と楽しそうに語った。
『ヒロイン失格』は、笑いあり切なさあり感動ありのラブコメディ。幼なじみの利太(山崎賢人)のことが大好きな女子高生・はとり(桐谷美玲)だが、ある日彼は、地味な“六角精児似”の女子との交際をスタートさせる。はとりは、彼を奪還しようと奮闘するが、その一方で、イケメンの弘光(坂口健太郎)からアプローチされる。【取材・文/山崎伸子】
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