キャサリン妃の妹、姉と同色ドレスはマナー違反?
シャーロット王女の洗礼式で、キャサリン妃の妹ピッパが、姉と同系色のオフホワイトの服装をしていたことが英国で物議を醸している。
洗礼式でのピッパは、ハイネックの50年代風のワンピースがスリムな体の線を強調してお洒落だったとファッション関係者に絶賛されているが、同系色のアレキサンダー・マックイーンのコートドレスを着ていたキャサリン妃より目立ってしまったと英紙デイリー・メールは書いている。
同紙は「女性が何かのイベントに招かれた時は、主役の女性に何色の服を着るか尋ねて、当日はその色を着るのは避けるのがマナーだ。キャサリン妃とピッパは姉妹なのに服装の打ち合わせをしていたのかったのだろうか」とピッパに批判的だ。
2人が当日着ていた服はシルエットも裾の長さも似ており、立体的な花があしらわれた帽子のサイズも似ている。「ジョージ王子の服が30年前のウィリアム王子の服装にそっくりだったところからも、当日の王室メンバーの服装は綿密に計画されたものだったことがわかるが、キャサリン妃とピッパの服がかぶったことだけは理解できない」と同紙は書いている。
キャサリン妃とウィリアム王子の結婚式でも、介添人を務めたピッパのドレスはウエディングドレスと同色だった。タイトなドレスラインで美尻がセクシーに強調されたため「ピッパのお尻」という流行語さえ生まれ、「花嫁より目立ってしまった」と一部の王室ジャーナリストに批判されていた。
同紙電子版には「マナーなんて関係ない。2人とも綺麗でステキだから」「姉妹で着る物をコーディネートしてるんじゃない?」「これが新しい王室ではないの?何を着てはいけないとか、服の色はどうだとか堅苦しいことを言わないんでしょう」といった読者コメントが寄せられている。【UK在住/ブレイディみかこ】