DAIGO、哀川翔の育てたカブトムシを逃す珍事発生!
“アリの目カメラ”で撮影された3Dドキュメンタリー映画『アリのままでいたい』の初日舞台挨拶が7月11日に丸の内TOEIで開催され、ボイスキャストを務めたDAIGO、吉田羊、撮影総監督の栗林慧、鴨下潔監督が登壇。哀川翔からプレゼントされたカブトムシを持ってのフォトセッションが予定されていたが、DAIGOの持っていたカブトムシが羽を広げて飛び立ってしまうハプニングが起こり、会場からも驚きの声が上がった。
昆虫好きとして知られる哀川が毎年、自宅と茨城にある飼育所で羽化させている5000匹の中から、つがいで200匹が来場者プレゼントとして送られたこの日。DAIGOと吉田もカブトムシを這わせた木の棒を持ち、フォトセッションに挑んだ。「僕のカブトムシ、おしっこしましたね」と興味津々でカブトムシを見つめていたDAIGOだが、いざフォトセッションに臨もうとすると、カブトムシが天井高く飛び立ってしまい、DAIGOは「飛んだ!」と絶叫。どこに行ったのかと会場も大騒ぎする中、DAIGOも「ミラクルだよ!」と目を丸くしていた。
超クローズアップで昆虫たちの熾烈な生存競争を映し出した本作。結局、カブトムシ不在のままフォトセッションすることになったDAIGOだが、「謎の木の棒を持ってフォトセッションするとは」と苦笑い。「昆虫はどういう動きをするのがわからない中、ずっと撮影をして来られた栗林さんや監督を改めてリスペクトした」と昆虫を撮影する難しさをひしひしと実感した様子だ。
また、オファーの感想を聞かれると「TKって感じですね」とDAIGO節をお見舞い。「ついに来たという感じ。バンドでボーカルをやっているので、声の仕事はいろいろやってみたいと思っていた」とうれしそうな表情を見せた。
吉田は「DAIGOさんのパートがコミカル」と印象を告白。本作で一番見て欲しいところとしても、「昆虫の対決シーンでのDAIGOさんが絶叫するところ。すごく臨場感がある」とDAIGOのシーンを挙げるなど、DAIGOのナレーションを絶賛だ。DAIGO自身も「やっぱり(見どころは)僕の絶叫シーンですね」と自画自賛しながら「子どもの頃から名勝負だなと思っていた対決が、世界一かっこよく映像に収められている」と猛アピール。最後の挨拶時には吉田のカブトムシも飛び立ってしまうなど、歓声に湧いた舞台挨拶となった。【取材・文/成田おり枝】