ワン・ダイレクション、来年3月に無期限活動休止
ワン・ダイレクションが、来年3月から少なくとも1年間は、活動を休止することを決めたようだ。
「ずっと4人でニューアルバムのレコーディングをしてきましたが、先週ロンドンでミーティングを行った結果、11月に発売されるニューアルバムのプロモ-ションのための新たなツアーは行わないことで意見が一致しました。ということは、10月31日にイギリスのシェフィールドにある、モーターポイント・アリーナでのコンサートがファイナルになります」
「とにかく彼らは5年間走り続けてきたので、自分たちのやりたいことをやってもいい時期です。少なくとも1年間はソロ活動を行うようですが、ゼイン・マリクの脱退は関係ありません。所属レコードレーベルSycoの社長サイモン・コーウェルも、今回の決定には同意しています。お互いに納得した形でこの結論に至っているので、100%、誰も悪い感情は持っていません。これは解散ではなく、あくまでも活動の休止なので、将来的には再び1Dとして活動を再開するつもりはあるようですが、ここで一度終止符を打つのです。ミュージック界で、世界の最高峰に上りつめたのですから」
「サイモンたちも、これから発売するアルバムの中のシングル曲を発売すれば、少なくとも3曲は大ヒットすると踏んでおり、クリスマスシーズンに向けてとてもワクワクしているようです。2月までは契約があるので、アルバムのプロモーションためにテレビ出演してパフォーマンスを見せてくれるでしょうが、その後4人はフリーの身になります」と1Dに関係者がザ・サン紙に語っている。
今年3月にゼイン・マリクが突然の脱退宣言をしてからは、ルイ・トムリソン、ハリー・ス タイルズ、ナイル・ホーラン、リアム・ペインで活動を行ってきた。しかし、かねてからハリーの俳優デビューや、ルイが、社長のサイモンとともにオーディション番組「X ファクター」の審査員出演依頼を受けているなどとして、ソロ活動をこなうために、6月にも、無期限の一時活動休止が報じられた。
報道の度に、「4人でも解散はしない!そんな話は、どこから出てきたのかな?」と言い切ってきた1Dだが、7月31日に、4人になって初めて、今年11月に発売予定のニューアルバムからのファーストシングル「Drag Me Down」をサプライズ発表した後、リアムが、「とにかく駆け抜けてきたから、誰にだってちょっと休息が必要なんだ。じっと座って立ち止まって、今までに起きたすべての素晴らしいことを受け止めるためにもね」と発言。ファンはパニック状態になったと言われていたが、恐れていたことが現実になってしまったようだ。
「実際のところ、スパイス・ガールズもしかりでしたが、ボーイバンドが活動を一時休止すると、それが解散へとつながってしまうことがよくあります。解散後、時間ができるので、お金のことなどいろいろ考えてしまうんですね。ルイも父親になりますし、彼らはもう立派な大人です。それぞれの興味がありますし、これからどうなるかは誰にもわかりませんね」と関係者が同紙に語っており、今年3月のゼイン脱退宣言からショッキングなニュースが続いたファンは、ついに最終宣告を受けたかっこうとなった。【NY在住/JUNKO】