『リトル・ダンサー』の爽やか子役がゴツい岩男に変貌!?
「アベンジャーズ」や「X-MEN」などのヒーロー・ユニットを生み出したマーベル。そのルーツともいえる超能力チームの誕生を描いた『ファンタスティック・フォー』が10月9日(金)から公開される。
個性的なメンバーの中でも特に目を引くのが、岩石の体を持つ大男ベン・グリム/ザ・シングだ。この度、このキャラクターを演じたのは若手注目株のジェイミー・ベルの変貌ぶりをわかる写真を独占入手したので紹介したい。
ジェイミーといえば名作『リトル・ダンサー』(00)で映画デビューを飾った元子役。現在29歳にしてなお子役時代の爽やかさは健在で、ザ・シングとは似ても似つかないルックスだ。この外見についてジェイミーは「ベンは最悪の変身をしたと思う。彼は目のついた岩だからね(笑)」と笑う。
映画では、『猿の惑星 新世紀(ライジング)』(14)などでお馴染みのパフォーマンス・キャプチャーと最新CGを駆使して岩男“ザ・シング”が描かれる。この技術についてジェイミーは「彼は、18歳か19歳の若者であることは変わりないんだ。変身する前の気持ちを持っているから、人間のまま。演じる時には、必ずしも、“僕は今やデカい怪物だ”と考える必要はない」と血の通ったキャラクターであることを熱弁している。
撮影現場では特殊なキャラクターだっただけでなく、アクションシーンも多かったジェイミーは「この役の身体性は、すべて僕の動きで見せるけど、これは子供の時にやっていたダンサーと同じだよ(笑)」と、『リトル・ダンサー』で演じたバレエにのめり込む少年役になぞらえるなど、ザ・シングに愛着がわいたようだ。
マーベルの最新作にして、マーベル初のヒーロー・ユニットを描く『ファンタスティック・フォー』。元子役の爽やかイケメン、ジェイミーの変貌ぶりはぜひ本編で確かめてほしい!【Movie Walker】