綾野剛の股間の間で5分待機!光宗薫が撮影裏話を告白
田口トモロヲ監督作『ピース オブ ケイク』(9月5日公開)の公開記念イベントが、8月25日に映画本編にも登場する阿佐ヶ谷ロフトで開催。光宗薫、峯田和伸、田口トモロヲ監督が登壇した。光宗は峯田に「本当にWikipediaに書いてあるくらい、峯田さんの大ファンでした」とアピールすると、峯田は「そんな話を聞くと、体が震えてしまう。ありがとうございます」と恐縮した。
綾野剛演じる京志郎の彼女・あかり役の光宗は、綾野とのベッドシーンに挑んだ。田口監督は「臆せずに、『私、やっちゃってください』と言われたので」とノリノリに言うと、光宗が「監督、盛ってます」と突っ込む。田口監督は「あ、盛ってます(笑)。でも、全然大丈夫です!と言ってくださったので」と彼女を称えた。
光宗は「実際に脱いでやるシーンよりも、あえぎ声を出すシーンの方が……。あえぎ声を出す時、田口監督が目の前で正座をしていて、それがかなりシュールだなと」と苦笑い。田口は「僕は常に、あえぎ声を聞く時は正座なんです」と言うと、会場は大受けとなった。
光宗は「そのシーンで、布団から出て京志郎と話すんですが、(シーツから顔を出すので)ずっとベッドで寝てらっしゃる綾野さんの股間のところでの待機でした。目の前で5分くらい」と告白。田口は笑いながら「そういうハードなシーンは初めてだったの?」と聞くと、「初めてでした。でも、楽しかったです」と言うと、田口監督は「光栄です」と笑顔を見せた。
最後に、峯田がギターを片手に、挿入歌「風よ吹け」を生披露。光宗は「本当に高校生の時、(峯田の曲を)歌いながら河川敷を帰ったりしていて。うれしいです」と大興奮。田口監督も「僕が女子だったら、峯田くんの歌を聴いてびしょぬれです。生って素晴らしい」と感激していた。
『ピース オブ ケイク』の原作は、ジョージ朝倉の同名人気コミックで、現代女性の切ない恋や仕事におけるリアルな心情を描いた作品となっている。主人公・志乃には多部未華子、志乃の恋人役に綾野剛を迎え、松坂桃李、木村文乃、光宗薫、菅田将暉、柄本佑、峯田和伸らが出演した。【取材・文/山崎伸子】