キャサリン妃、邸宅に1000万円超のテニスコート建設
テニスプレーヤーになりたかったというほど大のテニスファンで知られるウィリアム王子とキャサリン妃が、家族で暮らすアンマー・ホールの敷地に、6万ポンド(約1125万円)をかけてテニスコートを新設することが明らかになった。
今年もウィンブルドンの試合を観戦したふたりは、もともとあったテニスコートを取り壊して新たなテニスコートを建設するべく、かねてからウェスト・ノーフォークの自治区会議に計画書を提出していたが、ついに許可がおりたのだという。
「エリザベス女王から譲り受けたアンマー・ホールは、150万ポンド(約2億8000万円)かけて改築していますが、業者によると、今度は周囲から見えない未開拓のガーデンエリアに、予算6万ポンドで、テニスコートを建設するようです」
「人工芝を入れればさらに1万ポンド(約188万円)は追加になります。10本の木を伐採しなくてはなりませんが、周囲から見た外観は変わりませんし、代わりの木も植えるようで、法的には抵触しないようです」と関係者がミラー・紙に語っている。
この報道を受け、一般市民からは、「イギリスにも貧困層がたくさんいるのに、ラグジュアリーなものにこんなにお金をかけるのは間違っている」「キャサリン妃はたいした仕事をしていないのに、ファッションを含めてお金をかけすぎでは?」といった非難が殺到している。一方で、「ウィリアム王子もストレスが多いだろうし、これくらいはいいのでは?」と、ふたりを擁護する意見もあるにはあるものの、ごく少数のようだ。
それを受けてか英王室の広報は、「新しいコートは、いかなる公費からも支払われることはありません。今回の工事はあくまで、今ある古いコートを取り換える作業です。しかしあまりに古すぎて、外観を大々的に補正しなければなりません」と、国民の血税を使用しないこと、あくまで今あるものを改装するスタンスであることを強調している。【NY在住/JUNKO】