江口洋介、防災の日に家族を語る「信頼感が守ることにつがなる」
東野圭吾の同名小説を、堤幸彦監督が映画化した『天空の蜂』が9月12(土)より公開される。9月1日に都内の中学校で、『天空の蜂』Presents特別防災訓練イベントが開催され、江口洋介、やべきょうすけ、永瀬匡、堤幸彦監督、鍵屋一先生(跡見女子大学教授、元板橋区防災課長)が登壇した。
まずは、鍵屋先生の下、やべと永瀬が、集まった生徒たちと共に防災に関するクロスロードゲームをして盛り上がる。その後、江口、堤監督と共に『天空の蜂』についてクロストークをした。
堤監督は「東野圭吾先生による20年前の小説ですが、科学的なすごい洞察力をもって書かれたもので、非常に(映画として)描くのは難しかったです。3.11という未曾有の大震災を経験し、いちばん考えなくてはいけないテーマが含まれていると思います」と力強く語った。
江口は、役柄同様に父親でもあるが「家族ってそれぞれ違うと思うけど、親は親だし、子はいつまでも子だし、一生続くもの。信頼感を作るってことが守ることにもつながるのかなと。普段から大事だと思っていると守りたいと思う。そういったことが災害を考える1つになると思う」と持論を語った。
『天空の蜂』は、最新鋭の日本最大のヘリコプターを乗っ取り、原子力発電所の真上に静止させるという“原発テロ”事件と、その危機に立ち向かう人々の攻防を描くサスペンスアクション超大作となっている。【取材・文/山崎伸子】
作品情報へ