骨折しても撮影続行!?ディカプリオ最新作が公開決定!
第87回アカデミー賞で最多4部門に輝いた『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』(14)のアレハンドロ・G・イニャリトゥ監督の最新作『レヴェナント:蘇えりし者』(原題『The Revenant』)が、2016年春に日本公開されることが明らかになった。
舞台はアメリカ西部に広がる未開拓の荒野。狩猟中に熊に襲われ、重傷を負ったグラスは、狩猟チームのメンバーであるフィッツジェラルドに置き去りにされてしまう。グラスはフィッツジェラルドへの復讐を果たすため、大自然の脅威に挑みながら、約300キロの過酷なサバイバルを繰り広げる…。
主人公グラスを演じたのは、2013年の休業宣言を覆して本作に参加したレオナルド・ディカプリオ。さらに、グラスの宿敵フィッツジェラルド役には『マッドマックス 怒りのデス・ロード』で圧倒的な存在感を発揮したトム・ハーディがキャスティングされた。究極のリアリティを追求するイニャリトゥ監督が、ディカプリオとハーディを本気で格闘させ、ディカプリオの鼻が折れてもそのまま撮影続行したという逸話も伝えられている。
ディカプリオの迫真の演技だけでなく、自然光だけで撮影するという前代未聞の試みも実施された本作。早くもオスカーの本命と噂されている注目作に、いまから期待したい!【Movie Walker】
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