竹野内豊、西田敏行の「釣りはやらない」発言にびっくり
竹野内豊主演のヒューマンドラマ『人生の約束』(2016年1月9日公開)の完成報告会見が、10月1日にマンダリンオリエンタルホテルで開催。竹野内豊、江口洋介、松坂桃李、優香 高橋ひかる、柄本明、西田敏行、石橋冠監督が登壇した。竹野内は「『池中玄太80キロ』は家族といっしょに子どもの頃に楽しみながら拝見させてもらってました。大好きなドラマでした」と思いの丈を語った。
『人生の約束』は、西田敏行主演ドラマ「池中玄太80キロ」シリーズなど、数々のテレビドラマを手掛けてきた石川監督が満を持して放つ映画監督デビュー作だ。「撮るにあたって新人でありたいなと思いました。直球でストライクをと。100%と言ってよいほど理想的な俳優さんたちに集まってもらった理想的な現場でした」と満足気に語った。
石橋監督と初タッグとなった竹野内は、「(『池中玄太80キロ』のような)あんなすごいドラマを作られていた石橋冠監督が、初めて作られた作品に参加させていただけたこと、これだけ豪華なキャストといっしょに映画を作れたことを光栄に思っております」とコメント。
西田は「池中玄太80キロ」を振り返り「石橋監督は、台本どおりに進行しないやりとりを本当に面白がってくださって。演者のポテンシャルをどんどん引き出してくださる方です」と絶賛した。
竹野内と江口、西田は、今回が初共演となった。竹野内は、現場の江口について「漁師にしか見えなかった。色は真っ黒だし、角刈りだし」と言うと、江口も笑う。また、西田についても「僕、『釣りバカ』が大好きだったんですが、西田さんに『釣り、けっこうやられてたんですか?』と聞いたら、『僕、あまり釣りはやらないんです』ってことで。その言葉が印象的でした」と言うと、会場は大爆笑。西田は「もっと良いこと言わなかった?」と突っ込み、会場の笑いを取った。
『人生の約束』の舞台は、雄大な立山連峰を望む富山県射水市にある新湊地区。ここで毎年10月1日に行われる「曳山まつり」をモチーフに、人と人との絆を描いていく。【取材・文/山崎伸子】