知られざるヒトラー暗殺計画当日を描いた本編映像解禁!

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知られざるヒトラー暗殺計画当日を描いた本編映像解禁!

アドルフ・ヒトラーの暗殺計画は、実に40回以上も企てられたという。もちろん後の歴史からも明らかなように、それらはことごとく失敗に終わっているのだが、ある平凡な家具職人が、たったひとりでヒトラー暗殺を試みていたという事実をご存知だろうか?

36歳の平凡な家具職人ゲオルク・エルザーが、時限爆弾でヒトラー暗殺を試みた事件を描く
36歳の平凡な家具職人ゲオルク・エルザーが、時限爆弾でヒトラー暗殺を試みた事件を描く[c]2015 LUCKY BIRD PICTURES GMBH, DELPHI MEDIEN GMBH, PHILIPP FILMPRODUCTION GMBH & CO.KG [c]Bernd Schuller

計画が実行されたのは1939年11月8日。ヒトラーはミュンヘンのビアホール「ビュルガーブロイケラー」で恒例の記念演説を行っていた。そして、ヒトラーの退席直後にホールに仕掛けられていた時限爆弾が爆発。退席からわずか13分後のことだったという。しかもこの日ヒトラーは、例年より早めに演説を切り上げていたのだ。

もし演説がいつも通り続いていたら…そんな考えをついつい掻き立てられてしまうが、この話でひときわ異彩を放つのは、この計画を実行したのがゲオルク・エルザーという36歳の男の手によるものだったという事実だ。

トム・クルーズ主演の映画『ワルキューレ』(08)で描かれたような軍人たちの手による暗殺計画が多い中、なぜスパイでもない一労働者の彼が単独で暗殺を実行するに至ったのか?10月16日(金)より公開される映画『ヒトラー暗殺、13分の誤算』は、そんなひとりの男の人生を辿りながら、衝撃の実話の真実に迫っている。

そして今回、本作の公開に先駆けて本編よりエルザーによるヒトラー暗殺当日シーンの緊張感あふれる映像が解禁となった。ビアホールで満員の聴衆を前に、静かに演説を始めるヒトラー。しかしその演台の背後の柱には、エルザーにより時限爆弾が仕掛けられていた。刻一刻と爆破の時間が迫る中、エルザーは会場を足早に立ち去るが、国境を越えようと試みたところで、逮捕されてしまう…。懐中時計で時間を気にし続けるエルザーの姿は、観ているだけで手に汗握る緊張感となっており、この後の展開が気になってしまうところだ。

『ヒトラー暗殺、13分の誤算』は10月16日(金)より公開
『ヒトラー暗殺、13分の誤算』は10月16日(金)より公開[c]2015 LUCKY BIRD PICTURES GMBH, DELPHI MEDIEN GMBH, PHILIPP FILMPRODUCTION GMBH & CO.KG [c]Bernd Schuller

本作の監督を務めたのは、『ヒトラー 最期の12日間』(04)で第77回アカデミー賞アカデミー外国語映画賞にもノミネートされた名匠オリヴァー・ヒルシュビーゲル。「ゲオルク・エルザ―のことは知っていたが、何度も驚かされたし、最後にはこの映画を作らなくてはと思った」というコメントからも、本作に懸けた想いが伝わってくる。戦後70年目の今だからこそ見ておくべき“真実”を、ぜひ劇場で確かめてみてほしい。【Movie Walker】

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