藤原竜也、『探検隊の栄光』続編に意欲見せるも「ユースケさん次第」
藤原竜也の主演映画『探検隊の栄光』の初日舞台挨拶が10月16日にTOHOシネマズ新宿で開催され、藤原をはじめ、小澤征悦、田中要次、川村陽介、佐野ひなこ、岡安章介(ななめ45°)、山本透監督が登壇。藤原が「このメンバーでくだらなくて面白い、スカッとする映画を撮りました」と胸を張ってアピールした。
落ち目の俳優とテレビ番組のクルーが、秘境を舞台に伝説の未確認生物(UMA)を探して撮影に臨む姿を描く本作。80年代のテレビ番組を彷彿とさせるユーモラスなやりとりも見どころだ。山本監督は「すごい楽しい映画。普段コメディをやらないようなイケメン俳優たちも交えて、一生懸命バカをやった」と役者陣の新境地に大満足の表情。
秘境での撮影は過酷だったそうで、藤原は「大変な撮影でした。ワニと戦ったり、トカゲを食ったり」と苦笑い。「全部のスタッフさんに聞いても、今までの人生で大変な現場ベスト3に入るというくらい過酷な現場で。でも今振り返れば、このメンバーで楽しくやらせてもらって、いい思い出になった」と晴れやかな笑顔を見せていた。
また、「もし探検隊になったらどんなところに行きたいか?」と聞かれると、藤原は「雪山とか行ってみたい。人がいないところを探検してみたい。見たことのない景色を見てみたい」とコメント。佐野は「UFOにさらわれたい。UFOに乗って、火星に行ってみたいです」と大胆な回答をお見舞い。すると小澤が「僕はUFO見たことありますよ。夕暮れ時に空を見ていたら、点が飛んできてそれがジグザグに動き出した。その後、1つの点が7つに分かれて、消えていった」とリアルなUMA話を打ち明け、会場を驚かせていた。
特別ゲストとして、チュパカブラ、モンゴリアンデスワーム、雪男もステージに登場。大いに盛り上がる中、最後の挨拶として藤原は「続編もやる気満々です。だけど、小澤くんは乗り気じゃない」と小澤の方を向いてにっこり。小澤が「俺じゃない!ユースケさんだよ!」とこの日欠席となったユースケ・サンタマリアに責任を押し付けると、藤原は「すべて、ユースケさんの返事次第でこの続編ができる。ぜひ説得して頑張りたいと思います」と悪ノリして、笑いに満ちた舞台挨拶を締めくくった。【取材・文/成田おり枝】