歴代のジェームズ・ボンドで最も女性と寝ているのは誰?
『007 スペクター』(日本12月4日公開)の公開を記念して、歴代のジェームズ・ボンドで最もワルだったのは誰だったのかを、デイリー・メール紙が分析している。
初代…ショーン・コネリー
1962年の第1作『007 ドクター・ノオ』から67年の第5作『007は二度死ぬ』までと、71年の第7作『007 ダイヤモンドは永遠に』の6作品でボンド役を務めたコネリー。1作品で殺した敵の数は平均7.33人。ベッドを共にした女性は平均2.66人、愛飲酒であるマティーニを飲んだのは平均0.5杯。
2代目…ジョージ・レーゼンビー
歴代でただ一人、ヨーロッパ圏以外の出身のボンドとなったオーストラリア人のレーゼンビー。第6作『女王陛下の007』(69)の1作品のみでボンド役を務めた。殺した敵の数は4人、寝た女性の数は3人、マティーニは1杯。
3代目…ロジャー・ムーア
73年の第8作『007 死ぬのは奴らだ』から85年の第14作『007 美しき獲物たち』までの7作品でボンド役を務めたムーア。殺した敵の数は平均7.71人、ベッドを共にした女性は平均2.28人、マティーニは平均0.28杯。
4代目…ティモシー・ダルトン
87年の第15作『007 リビング・デイライツ』と89年の第16作『007 消されたライセンス』の2作品でボンド役を務めたダルトン。殺した敵の数は平均6.5人、落とした女性の数は平均2人、マティーニは平均1杯。
5代目…ピアース・ブロスナン
95年の第17作『007 ゴールデンアイ』から02年の第20作『007 ダイ・アナザー・デイ』まで4作品でボンド役を務めたブロスナン。殺した敵の数はなんと平均21.25人、ベッドを共にした女性の数は平均2人、マティーニは平均1杯。
6代目…ダニエル・クレイグ
『007 カジノ・ロワイヤル』(06)、『007 慰めの報酬』(08)、『007 スカイフォール』(12)、そして新作『007 スペクター』でボンド役を演じているクレイグ。新作を除いた過去3作分で殺した敵の数は平均12.66人、ベッドを共にした女性は平均1.33人、マティーニは平均1杯という結果になった。
この結果から、最も敵を殺しているのは断トツで5代目のピアース・ブロスナンが多く、最もベッドを共にした女性が多かったのは、わずか1作品で3人の女性をモノにした2代目のジョージ・レーゼンビー、マティーニは、同じく2代目のジョージ・レーゼンビー、4代目ティモシー・ダルトン、5代目ピアース・ブロスナン、6代目ダニエル・クレイグの1杯という結果になった。
「かつてのボンドは色を好むイメージだったが、ベッドを共にした女性が年代を経るごとに減っており、5代目のダニエルが一番少ないのは、最近のボンドが女性嫌いで孤独を愛する人物であることを象徴している」そうだが、『007 スペクター』で、各カテゴリーの平均数がどれだけ変化するのか、楽しみだ。【NY在住/JUNKO】