入江甚儀と葉山奨之が「2人で流れ星を見た」と笑顔
NHK朝の連続テレビ小説「あさが来た」の波瑠が主演を務める『流れ星が消えないうちに』(11月21日公開)の女性限定プレミア試写会が、11月2日にスペースFS汐留で開催。入江甚儀、葉山奨之、渡辺早織、塩ノ谷早耶香、桐嶋ノドカ、柴山健次監督が舞台挨拶に登壇した。
波瑠演じるヒロイン奈緒子の恋人・巧役を務めた入江。「巧は人思いの人間で、だからこそ巻き込まれちゃうし、人の悲しみに共感してしまう。でも、波瑠さん演じる奈緒子が素敵な女性だったから、良いやつになれたんじゃないですか」とのこと。また、巧と自身の共通点について「似てるなとは思いました。言葉では説明できないけど、台本を読んだ時に感じました」と思い入れを語った。
役作りに伴い、葉山は星座に詳しくなったようで「仕事が終わって、ぱっと空を見上げたら、何とか座だと思うと、合ってたりするんです。オリオン座とか」と言うと、入江が「オリオン座はみんなわかるんじゃないかな」と突っ込みを入れる。すると葉山は「あ、ペテルギウス座とか。ケイタイのアプリで調べたりするとわかるんです」と笑顔でコメント。
また、入江が「学校でのロケの日、奨之が『甚儀!いま、流れ星が流れた!』と言ってきたんです」と興奮しながら切り出すと、葉山が「そう!たまたま甚儀くんとふたりの日は、流れ星が見える日でした。2人で見ました」とうれしそうにうなずいた。
試写会では、作品にちなみ、プラネタリウムクリエイター・大平貴之氏開発のスーパープラネタリウム「メガスター」でプラネタリウムが投影され、しっとりした雰囲気に。また、塩ノ谷が主題歌「流れ星」を、桐嶋は挿入歌「柔らかな物体(piano ver.)」を生で披露し、大いに盛り上がりを見せた。
『流れ星が消えないうちに』は、『半分に月がのぼる空』シリーズの橋本紡の同名小説を映画化したヒューマンラブストーリー。かつての恋人を事故で失った主人公・奈緒子(波瑠)が、同じく過去に立ち止まったままの現在の恋人や家族との関わりにより、ゆっくりと前に向って歩き出す姿を描いている。【取材・文/山崎伸子】