ローラ、『ちびまる子ちゃん』アフレコで気ままに暴走

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ローラ、『ちびまる子ちゃん』アフレコで気ままに暴走

さくらももこの大人気コミック「ちびまる子ちゃん」の23年ぶりの劇場版アニメ『映画ちびまる子ちゃん イタリアから来た少年』(12月23日公開)のアフレコイベントが、11月8日に都内のスタジオで開催。ゲスト声優を務める中川大志、劇団ひとり、パパイヤ鈴木、渡辺直美、ローラが、5人で公開アフレコを行った。

5人が演じたのは、まる子たちの町にやってくる外国人の子どもたち役だ。3シーンを収録したが、それぞれがキャラクターを炸裂させた。いちばんマイペースだったのはローラで、自分のセリフをすっぽかしたり、気ままにしゃべったりと大暴走。

ローラは「始まってたのにぜんぜん違うことを考えてたから、不思議だなと思って」と笑うと、劇団ひとりが「え?自分自身が?」と突っ込む。ローラは「大丈夫かなって」と笑うと、パパイヤ鈴木が「いないところでもしゃべってたもんね」と感心する。ローラは「できは70点くらい。本当に良い経験だった」と開き直って笑顔を見せた。

劇団ひとりも勝手にセリフを変更したりして、やりたい放題だった。「あれをやりたかったんです。実は(本当の)収録でアドリブを入れたら『いらないです』と言われて。そこでは萎縮して出せなかったので」と苦笑い。渡辺は「最初に声の高い設定でいっちゃったので、後半はタンが絡むんです。ギリギリでしたが、頑張れました」と安堵した。

テレビアニメ「ちびまる子ちゃん」の放送は、今年で放送開始25周年となり、放送回数1100回を超える。今回の劇場版では、原作者のさくらももこ自らが脚本を担当し、作品史上初めてまる子が大阪や京都へ出かけていくという物語となる。【取材・文/山崎伸子】

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