「007」前作が初放送!最新作に繋がるキーワードを紹介
現在世界中で大ヒットを記録している「007」シリーズの最新作『007 スペクター』(11月27・28・29日先行上映、12月4日全国公開)。この度、本作の全国公開日と同日の21時から、『007 スカイフォール』(12)が「金曜ロード SHOW!」にて地上波初放送されることが決定した!
前作「スカイフォール」が放送されることにちなみ、今回は「007」ビギナーに向けて、『007 スカイフォール』から『007 スペクター』へ繋がる重要なキーワードを紹介してみたい。
そもそも、主人公であるジェームズ・ボンドとは、イギリスの諜報機関に所属するスパイ。“007”というは彼のコードネームで、“殺しの許可証(ライセンス)”を持っている凄腕だ。これを前提に、知っておくと役に立つになるキーワードがコチラ!
MI6
先述したボンドが所属する諜報機関。『007 スカイフォール』では新たなメンバーと共に、新しいMI6を構築したが、敵に乗っ取られるなど大変なことになっていた。実は本作でもMI6が壊滅の危機に陥るなど、大ピンチに!ボンドを含めたMI6のメンバーたちが、力を合せて、困難を乗り越えていく固い絆にグッとくる!
M
ボンドにミッションを指令するMI6の局長。ボンドとの信頼関係や、仕事に対して厳しい上司として「007」の中でも人気のキャラクターだ。『007 スカイフォール』では、ジュディ・デンチ演じるMが殉死したが、本作では彼女の遺言が大きなカギに。レイフ・ファンイズ演じる新たなMにも期待が高まる!
Q
ボンドの仲間で、彼が使う秘密兵器やガジェットを開発する。『007 スカイフォール』で復活したQは、今回も武器の面でボンドを支えていく。MI6の窮地、ボンドの苦しい状況に風穴を開ける、Qの天才的な頭脳には驚かされるはず。前作から続投する、ベン・ウィショーのインテリジェンスな雰囲気にうっとり!
マネーペニー
Qと同じくボンドの仲間で、Mの秘書。ボンドを手助けをし、彼に有益な情報をもたらしていく。『007 スカイフォール』ではナオミ・ハリス演じる新人諜報員・イヴが、マネーペニーだったことが発覚。本作ではマネーペニーとしての仕事ぶりに注目したい。
Mr.ホワイト
“クォンタム”という謎の犯罪組織に所属する人物。『007 カジノ・ロワイヤル』(06)で、ボンドの恋人・ヴェスパー・リンドを殺したボンドにとっては因縁の相手だ。本作では組織を裏切ったMr.ホワイトが登場し、ボンドに助言をするなどちょっと意外な姿も覗かせる。
スペクター
『007は二度死ぬ』(66)など初期作品に登場していた犯罪結社の名前。ボンドの宿敵として知られ、大勢の悪役を生み出している。今回は『007/ダイヤモンドは永遠に』(71)ぶりに登場を果たし、現代の新しい犯罪集団として描かれていく。スペクターに関わる謎の男、オーベルハウザー(クリストフ・ヴァルツ)の恐ろしい企みが、ボンドを苦しめていく!
『007 スカイフォール』を見れば、『007 スペクター』が何倍も楽しめるはず。ぜひ両作品合わせて、ダニエル・クレイグ版ボンドの集大成を楽しんでほしい!【Movie Walker】