レオ、本気のオスカー期待作で熊にレイプされた?

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レオ、本気のオスカー期待作で熊にレイプされた?

既に4回もアカデミー賞にノミネートされながら、無冠に終わっているレオナルド・ディカプリオ。しかしオスカー受賞作『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』(14)を手掛けたオスカー監督のアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥが監督・脚本・製作を務める最新作『レヴェナント:蘇えりし者』(日本16年4月公開)では、ノミネートが確実視されているだけでなく、5度目の正直が期待されている。

5度目の正直でオスカー受賞に期待がかかっているレオナルド・ディカプリオ
5度目の正直でオスカー受賞に期待がかかっているレオナルド・ディカプリオ写真:SPLASH/アフロ

一方で、「その代償はあまりに大きかった」という恐ろしい噂がネットを駆け巡っている。その噂とは、「レオが熊に2度もレイプされた!」というショッキングなものだ。

同名の原作に基づく同作でレオは、狩猟中に熊に喉を裂かれて瀕死の重傷を負ったハンターのヒュー・グラスに扮し、ひげを蓄え、大自然の寒さの中で9月のロケに耐える熱演をしたそう。更には、監督の指示で、リアリティを出すためにバイソンの生の肝臓を食べたり、馬の死骸の中で眠るなど過酷な試練を耐え抜いたという。

その迫真の演技はオスカー受賞に匹敵するというのだが、「イニャリトゥ監督が、また物議をかもすことをやってのけた。冒頭の方のシーンでレオが、熊にレイプされた。2回も!試写を見ていた視聴者の中には、耐えかねて試写室を出た人もいる。熊がレオをひっくり返して、何度もレオに身体を押し付けてレイプしていた」と Drudge reportが伝えたため、信じがたいニュースにもかかわらず、「レオはそこまでしてオスカーが欲しかったのか」「監督はひどい!」といったツイートが飛び交った。

今度こそ念願の受賞か!?
今度こそ念願の受賞か!?写真:SPLASH/アフロ

この報道を受けデイリー・メール紙が、実際に同作を観賞した2人の人物に実情を聞いたところ、「確かに熊が執拗にレオに体を押し付けているシーンはあったが、レイプと思しきシーンはなかった」と発言。更にこの騒動を受け、製作元のフォックスが、「この映画をご覧になった人であれば誰もが、ヒュー・グラスを襲った熊がメスであること、襲った理由も、2頭の子熊を守るためだったということがわかるでしょう。熊にレイプされるシーンなどないことは明らかです」との声明を発表した。

実際に原作本でもヒューを襲ったのはメス熊で、レイプシーンもないという。また熊の生態系に詳しい専門家の情報として、「これまで熊が人間を襲ってレイプした例はない」としているが、このニュースがきっかけとなり「見てみたくなった」という人が増えているようだ。【NY在住/JUNKO】

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