渡辺直美、ニューヨークで力士に間違えられた経験を告白
さくらももこの大人気コミック「ちびまる子ちゃん」の23年ぶりの劇場版アニメ『映画ちびまる子ちゃん イタリアから来た少年』が、12月23日(水・祝)に公開される。本作の完成披露試写会が、12月7日にイイノホールで開催され、ゲスト声優を務めた中川大志、劇団ひとり、パパイヤ鈴木、渡辺直美、ローラが舞台挨拶に登壇した。
各国の子どもたちを演じる5人は、チャイナドレスやアロハシャツなど、演じた役の出身国をイメージした色鮮やかな衣装を着て登場し、和気あいあいとクロストークを行った。
外国人との思い出について、渡辺は「私はニューヨークに3カ月留学していたんですが、初めて空港に降り立った時、いろんな人に写真を撮られました。その時『アー・ユー・スモウ?』と言われたんですが、どうやら力士と間違えられたのかなと」と苦笑い。「もちろん、ノーと言いました」と言うと、会場は大爆笑となった。
映画については、中川がこうアピール。「泣けました。いろんな国から来たお友達と交流するんですが、国境を超えた友情や絆が描かれます。まるちゃんとちょっと甘酸っぱい関係になったりして、お別れが来るんですが、そこのシーンは感動します」。
劇団ひとりも「真っ直ぐで温かい話。我々芸能人は、ツイッターやブログとか意外とチェックしてますので、ネガティブな発言は絶対にしないように」と言って、笑いを取った。
テレビアニメ「ちびまる子ちゃん」の放送は、今年で放送開始25周年となり、放送回数1100回を超える。今回の劇場版では、原作者のさくらももこ自らが脚本を担当し、作品史上初めてまる子が大阪や京都へ出かけていくという物語となる。【取材・文/山崎伸子】
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