「007」が日本でも初登場1位!大混戦の興収ランキング
12月5・6日の興行ランキングは、停滞ムードが漂っていた前週から一転、上位5作品が初登場という展開に。見事首位に輝いたのは、「007」シリーズの新作『007 スペクター』だった。
『007 スペクター』は全国591スクリーンで公開され、土日2日間で動員26万2663人、興収3億6222万1200円を記録。配給によれば、前作『007 スカイフォール』(12)と比べても女性客が多く劇場に足を運び、20代後半から50代という幅広い年代の女性、カップルや夫婦に“大人のデートムービー”として受け入れられたようだ。
公開に先駆けて11月27日、28日、29日に行われた3日間の先行上映を含む累計成績は、動員63万2959人、興収8億5598万3900円。公開された国すべてで初登場1位という記録も継続し、全世界累計興収は8億ドル超え目前に迫っている。
初登場2位には唐沢寿明の主演作『杉原千畝 スギハラチウネ』がランクイン。全国329スクリーンで公開され、土日2日間で動員11万8453人、興収1億4538万9600円をあげ、まずまずのスタートを切った。
スヌーピーやチャーリー・ブラウンなど「ピーナッツ」のキャラクターたちを3DCGで映画化した『I LOVE スヌーピー THE PEANUTS MOVIE』が初登場3位に。全国653スクリーンで公開され、土日2日間で動員11万4709人、興収1億5387万6000円と、こちらも上々の滑り出しを見せた。
初登場4位は土日2日間で動員8万8295人、興収1億503万3900円をあげた『海難1890』。続く5位には『映画 ハイ☆スピード!―Free! Starting Days―』が、土日2日間で動員6万7829人、興収9554万6400円という記録で初登場した。ちなみに6~10位は、前週の1~5位の作品がそのままスライドする形でランクインとなった。【トライワークス】