中川大志、7歳の少女からの恋愛相談にタジタジの笑み

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中川大志、7歳の少女からの恋愛相談にタジタジの笑み

さくらももこの大人気コミック「ちびまる子ちゃん」の23年ぶりの劇場版アニメ『映画ちびまる子ちゃん イタリアから来た少年』の初日舞台挨拶が、12月23日にお台場のシネマメディアージュで開催。ゲスト声優を務めた中川大志、劇団ひとり、パパイヤ鈴木、渡辺直美、ローラが、個性豊かなクリスマス仕様のファッションで登壇した。

着ぐるみのまる子もサンタ風のワンピースで登場。劇団ひとりが「まるちゃん家にサンタは来ないの?」と尋ねると、まる子は「うちにサンタなど来やしないよ。うちは貧乏だから、サンタさんも見限ってるんだ。ひとりさん、何かくれる?」とすねる。劇団ひとりは「僕はサンタさんじゃないから。何が欲しいの?」と聞くと、まる子は「そら、家でしょ」と即答し、会場を笑いに包んだ。

また、公式ホームページの企画「○○のまるちゃんを探せ!」で、写真を募集していたなかから、“ズバリ!ちびまる子ちゃんで賞”に選ばれた5人の子どもたちがサンタ姿で駆けつけた。そのなかの7歳の少女が「好きな男の子がいるんだけど、まるちゃんとアンドレアみたいに仲良くなり、手をつなぐにはどうしたらいいですか?」とゲストに質問。全員が「かわいい!」と笑いながら驚く。

渡辺は「勇気を出して『今日、手をつないでいっしょに帰ろう』と言ってみるのはどう?」と、パパイヤは「いっしょにまた映画を観れば」と、劇団ひとりは「好きって言わないで諦める方がよっぽど心が痛くなるよ」とアドバイス。

中川も「いやあ」と照れながら満面の笑みを浮かべ、少女に手を添えると、会場から黄色い歓声が上がる。ローラも「アメをあげる。それで『私のこと、好き?』って言ってみる。それでまた、アメをあげるの。参考になった?」と尋ねると、少女は「言ってみる」と答え、拍手が上がった。

テレビアニメ「ちびまる子ちゃん」の放送は、今年で放送開始25周年となり、放送回数1100回を超える。今回の劇場版では、原作者のさくらももこ自らが脚本を担当し、作品史上初めてまる子が大阪や京都へ出かけていくという物語となる。【取材・文/山崎伸子】

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