悪役・小沢仁志、意外と乙女な一面が発覚「『アナ雪』も観てる」
ジョニー・デップが、ボストンの裏社会に君臨した伝説のギャングスターを演じた映画『ブラック・スキャンダル』(1月30日公開)の「全員“悪役(ワル)”試写会」とトークイベントが、1月21日に都内で開催。小沢仁志、山口祥行、本宮泰風という日本映画界の“悪役”俳優が登壇した。クロストークでは、小沢の意外な一面が飛び出した。
悪役あるあるトークで、小沢は「俺、蝶野(正洋)に、『小沢さん、何人か人を殺してるでしょ?』とか、言われるんだよね」とつぶやくと、本宮が「小沢さん、なかなか海外で税関通れないんです。一番遅いんです」と語った。
小沢は「そうなんだよ。フィリピンとかなかなか入れないし、ヨーロッパでもパンツ一丁にされる。でも、最近はコツを覚えた。ロザリオをつけていけば大丈夫。『お前、クリスチャンか?ヤクザにクリスチャンはいない』だって。いや、いるよ(笑)」と言って、笑いを取った。
そんな小沢だが、知られざる乙女な一面を山口や本宮が暴露した。山口が「料理が上手い。部屋がきれい。ディズニー映画も好きなんです」と振ると、小沢は「『アナ雪』も観たし、ディズニーは観てるよ」とうなずく。
本宮は家族を連れて、小沢とディズニーランドにもいっしょに行ったそうで「ポップコーンの列に1時間並んでくれました」とのこと。また、小沢は好きなアトラクションについて「イッツアスモールワールド。俺、絶叫系がきらいだから」と言うと、観客もビックリ。クロストークは、大いに盛り上がった。
『ブラック・スキャンダル』でジョニー・デップが演じたのは、あらゆる凶悪犯罪に手を染めた実在のギャングスター、ジェームズ・ホワイティ・バルジャー。FBI捜査官のコナリーをジョエル・エドガートン、バルジャーの弟をベネディクト・カンバーバッチが演じる。【取材・文/山崎伸子】