橋本環奈が組長役!「重圧を感じた」と本音ポロリ
2月3日(水)、映画『セーラー服と機関銃 -卒業-』のジャパンプレミア特別試写会舞台挨拶が、ユナイテッド・シネマ豊洲にて開催され、橋本環奈、長谷川博己、武田鉄矢、大野拓朗、宇野祥平、前田弘二監督が登壇した。
本作は、ヒロインによる“カ・イ・カ・ン”のフレーズが印象的な赤川次郎原作の伝説的作品。橋本は本作で映画初主演を務め、弱小ヤクザ「目高組」の組長、星泉を演じている。
ステージでは、「暑かった夏の高崎で撮った作品です。1カ月間ずっと高崎に住み込んで、現地も満喫しました」と挨拶した橋本。「プレゼントでだるまをいただくことも多くて。だるまを…7匹っていうんでしょうか?7個?いただいて、それに囲まれて一緒に寝ていました」と、笑顔を見せた。
また、「武田鉄矢さんとは50歳も歳が離れていることを知り、1番びっくりしました」とコメント。そんな武田からは、本日(2月3日)、17歳の誕生日を迎えた橋本に、お祝いの“贈る言葉”が用意された。武田は、客席から環奈の「環」と言う文字が書かれたうちわを借りてきて、その文字の意味を発表。「衣装を着て、願い事をして、王への道を歩きなさい。『私は見ていますよ』という目があなたに注がれていることを意識して、17歳のスタートを切ってください」という祝福の言葉を受け取り、橋本は「身に余るお言葉です。私の先生は一生、武田鉄矢さんだと思います!」と感激していた。
そして、撮影時を振り返り、「重圧を感じていました」と、率直に感想を述べた橋本。武田は「ものすごい音の機関銃をぶっ放したあと、ものすごいムーディーな声で『カ・イ・カ・ン』と言わなくてはいけない。その時の緊張が分かったから、のびのびと演技してもらいたいと思い、やりたいようにやりゃあいいんじゃないのとアドバイスしました」と話し、橋本は「武田さんの言葉でリラックスして、真っ直ぐに演じることができました」と感謝した。
ちなみに、シリーズの主役が代々歌い継いできた名曲「セーラー服と機関銃」を、今回は橋本環奈が歌い上げている点にも注目したい。同曲で橋本はソロデビューを果たす。【取材・文/平井あゆみ】