オスカー候補『オデッセイ』が『信長協奏曲』を抑え首位
2週連続首位と好調だった『信長協奏曲(のぶながコンツェルト)』を抑え、リドリー・スコット監督の最新作『オデッセイ』が、2月6・7日の興行ランキングで初登場1位に輝いた。
『オデッセイ』はマット・デイモン扮する宇宙飛行士が、火星に一人取り残された極限状態のなかで地球帰還に挑戦するSF作品。全国814スクリーンで公開されると、土日2日間で動員33万223人、興収4億9601万2000円を記録した。
先月発表された第73回ゴールデン・グローブ賞では、ミュージカル・コメディ部門の作品賞と主演男優賞を受賞。さらに、現地時間の2月28日に授賞式が行われる第88回アカデミー賞には7部門ものノミネートを果たしている話題作なだけあり、日本での興行でも圧倒的な強さを見せた。
公開3週目に突入した『信長協奏曲(のぶながコンツェルト)』も引き続き好調をキープ。土日2日間の成績は動員数30万952人、興収3億9416万9100円をあげ、累計興収は早くも25億円を突破した。
また、TVアニメ「コードギアス 反逆のルルーシュ」のアナザーストーリーを描いた新シリーズの最終章『コードギアス 亡国のアキト 最終章 愛シキモノタチヘ』が、9位に初登場。全国36スクリーンという小規模公開ながら、土日2日間で動員3万6161人、興収4309万9100円と健闘した。
今回のランキングでは、『コードギアス 亡国のアキト 最終章 愛シキモノタチヘ』に加え、7位の『手裏剣戦隊ニンニンジャーVSトッキュウジャー THE MOVIE 忍者・イン・ワンダーランド』や、12位の『新劇場版 頭文字D Legend3-夢現-』など、根強いシリーズファンを抱える作品の好成績も目立った。【トライワークス】
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