エマ・ワトソン、自己啓発のため女優休業でヒンシュク
米国人男性の理想の頭脳の持ち主にも選ばれた才女エマ・ワトソン(25)が、自己啓発のために1年間の女優業休業を宣言したことに、思わぬ反応が寄せられている。
エマが、ペーパー誌の連載でフェミニスト作家のベル・フォックスとの対談で明らかにしたもので、「2つのことに集中するために、女優業を1年間休むことにしたの。自己啓発よ。任務の一つは、1週間に1冊の本を読んで読書クラブでも1か月に1冊の本を読むこと。今膨大な量の本を読んで独学で勉強をしているわ。本を読めば読むほどアイデアが浮かんでくるの。まるで化学反応が起きて、頭の構造が急速に変化していく感じなの」と語っている。
また、国連で女性の権利のための機関UN Womenの親善大使を務め、男女平等を実現するために「He For She」というキャンペーンに取り組んでいるエマは、「1年かけてジェンダー研究をしようと思ったんだけど、人々と話しをしたり独自で本を読むだけでも、とても多くのことを学んでいることに気がついたの。国連のために私がやるべきことは明白だけど、私個人としての考えや意見はまだ曖昧だから、本を読んだり人と話すことでこれからもたくさんのことを学んでいけると思っている。そういう意味でもとても面白い時期なのよ」と、自己啓発のためにハリウッドを離れることを明かしている。
『ハリポタ』シリーズのハーマイオニー役で一躍有名になったエマは、約10年間多忙を極めた一方で、資産家となった。また、多忙のあまりプライベートがなかったが、最近では10歳年上の実業家との恋の噂も流れており、「やっと自分のやりたいことができてよかった」「お疲れ様」「スクリーンでエマが見れないのは残念」と、エマへの激励やスクリーンで見られないことへの残念な声も挙がっている。
しかし一方で、出産を機に子育てに励むために女優業を休業するベテラン女優と違うため、「たまたま『ハリポタ』が大ヒットして有名になっただけで、女優としては休むほどの実力が備わっていないのに」「ハリーのイメージを払しょくするために頑張っているダニエル・ラドクリフと違って、全然女優として活躍していないのに休むの?」「戻ってきても、もう女優としての居場所はない気がする」「お金が溜まったから好きなことができるだけ」「女性の権利ばかり主張してるけど、女優業で頑張って女性の権利を主張することもできると思う」「政治家にでもなるつもりなのかな?」「大学に行って、頭でっかちな女性になってしまって残念」といった批判の声も多く寄せられているようだ。【NY在住/JUNKO】