V・ベッカムと妹、まったく正反対のブティックを経営
ファッションデザイナーのヴィクトリア・ベッカムと妹のルイーズ・アダムスは、2人とも英国にブティックを持っているが、それはまったく正反対のショップだと英紙デイリー・メールが伝えている。ヴィクトリアは、スパイスガールズ時代にポッシュ(上流階級風の、気取った)・スパイスと呼ばれたが、彼女がロンドンで経営しているブティックもポッシュな店。だが、妹のルイーズはとても庶民的な服を売っているという。
ロンドンのメイフェアにあるヴィクトリアのブティックは、ブラウスやシャツが150ポンド(約23000円)から350ポンド(約55000円)、ワンピースが800ポンド(約125000円)程度するのに対し、ハートフォードシャーにあるルイーズのブティック、ヒドゥン・クロゼットでは、シャツやブラウスで20ポンド(約3100円)から30ポンド(約4600円)、ジャケットでも80ポンド(約12500円)程度の値札がついているそうだ。また、ヴィクトリアのブティックはミニマリスト風のインテリアで冷たい雰囲気を漂わせているが、ルイーズのショップは暖かく、立ち寄りやすいムードの内装が施されている。
スタッフの対応や着替え室、顧客との関係など様々の点で姉妹のブティックを比較したデイリー・メール紙は、最終的に妹のルイーズのショップに軍配をあげており、「二つのブティックはまったくかけ離れたものに見えるが、ヴィクトリアがそう思いたいほど彼女の高級ブティックは妹の庶民的なブティックと違わない。高品質かもしれないが、ファッション的に優れているとは言えず、ルイーズの手頃でカラフルな商品や笑顔に満ちたサービスに負けている部分もある」と書いている。
同紙電子版のコメント欄には「ヴィクトリアのショップは空っぽに見える」「妹の店の方に行く。少なくとも笑顔で接してくれるだろうから」「すべてを手にしているセレブの妹であることは大変だろう。ルイーズの成功を祈りたい」などの意見が寄せられている。【UK在住/MIKAKO】