村井良大&秋山真太郎、R15+の残虐映画でゆうばりを沸かす!
2月25日より北海道夕張市で開催された「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2016」にて、27日、『ドクムシ』(4月9日公開)のワールドプレミア上映が実施。村井良大、秋山真太郎、朝倉加葉子監督が舞台挨拶に登壇した。
本作は、ネット小説として投稿された八頭道尾の「コドク~蠱毒~」にオリジナル要素を加えた合田蛍冬のコミック「ドクムシ」を映画化したソリッドシチュエーションホラー。朝倉監督は、「初めてお客様に見てもらえる上映なので嬉しく思っています。この映画は役者さんの力のおかげの映画だと思っているので、メイン7人の役者さんたちの生き様をしかと見ていただきたいと思います」と、村井、秋山らの演技に賛辞を送った。
村井は「小説、漫画の実写化ですが、違うラストが用意されていて、漫画ファン、小説ファンにも楽しんでいただけると思います」とコメント。監禁された7人の男女が極限状況で殺し合うさまを描き、村井自身も「R15+指定の結構キツい映画」と語るように、残虐描写がかなり盛り込まれている。女性の観客も多かったが、上映終了後に再び3人が登壇すると客席からは大きな拍手と歓声が起こり、作品への満足度の高さがうかがえた。
秋山は撮影時の苦労話として、村井とW主演を務めた武田梨奈からビンタされたシーンを挙げ、「かなり痛かったのに、そういう時に限って『もう1回!』と言われて…」と苦笑。会場を大いに笑わせた。
最後には、ゆうばり映画祭を訪れていたもののスケジュールの都合で舞台挨拶に登壇できなかった武田梨奈からビデオメッセージが到着。「『ゆうばり国際ファンタスティック映画祭』にピッタリの作品です!作品を見たらぜひ、感想を言い合って下さい!」とアピールした。【取材・文/Movie Walker】
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