スタローン、アカデミー賞助演男優賞を逃す!
現地時間2月28日(日本時間29日)に、ハリウッドのドルビー・シアターで開催中の第88回アカデミー賞授賞式。助演男優賞の栄誉に輝いたのは、トム・ハンクス×スティーヴン・スピルバーグ監督作『ブリッジ・オブ・スパイ』(公開中)で熱演を見せたマーク・ライランスだった!『ロッキー』シリーズの新章『クリード チャンプを継ぐ男』(公開中)で、約40年ぶりにオスカーにノミネートされたシルヴェスター・スタローンは、残念ながら受賞を逃した。
ライランスが演じたのは、FBIに逮捕されたソビエト連邦のスパイ、ルドルフ・アベル役。彼は、過酷な尋問を受けるなか、命懸けで尽力してくれるドノヴァン弁護人(トム・ハンクス)と固い友情を築いていく。
ライランスは「スティーブン・スピルバーグ監督やトム・ハンクスに感謝します。また、役者にとって素晴らしい時代になりました。ありがとうござます」と喜びを語った。
アベルを演じたライランスは「スパイとして生きてきたアベルは、愛着や所属意識を持つことをずっと避けてきた。そんな彼がドノヴァンに興味を抱き始めるんだ」と自身の演じた役どころを分析。やがて生まれていく2人の信頼関係が多くの人の心を鷲づかみにした。【Movie Walker】
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