18歳の現役女子高生監督作が一般客が選ぶゆうばり映画祭大賞に!

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18歳の現役女子高生監督作が一般客が選ぶゆうばり映画祭大賞に!

2月28日にクロージングを迎えた「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2016」。最終日の29日は、夕張市民や一般客が選ぶ“ゆうばりファンタランド大賞”ほか各賞が発表され、本年度の作品賞にはオフシアター・コンペティション部門の松本花奈監督作『脱脱脱脱17』が選ばれた。

賞状と石炭のトロフィーを手にした『脱脱脱脱17』の松本花奈監督
賞状と石炭のトロフィーを手にした『脱脱脱脱17』の松本花奈監督

本作は、34歳にしていまだに高校生をやっているノブオと、クラスメートの17歳の女子高生リカコが繰り広げる青春物語。昨日発表されたコンペの審査員特別賞に続いての受賞となった。

98年生まれの現役女子高生であり、若き才能として注目される松本監督は、「この映画を作る最初の時から、自分が観たいなと思える映画を撮りたいと思っていたので、こうして観てもらえただけでもうれしいのに、観て、喜んで、いいなと思ってもらえたことがすごくうれしいです。ありがとうございます!」とコメント。

【写真を見る】ゆうばり市民賞を受賞した『セーラー服と機関銃 -卒業-』の前田弘二監督
【写真を見る】ゆうばり市民賞を受賞した『セーラー服と機関銃 -卒業-』の前田弘二監督

また、ゆうばり市民賞には主演の橋本環奈も舞台挨拶を行った前田弘二監督の『セーラー服と機関銃 -卒業-』、人物賞に『レヴェナント:蘇りし者』の上映前に熱い挨拶で客席を沸かせた20世紀フォックス映画の日本代表ジェシー・リー氏、イベント賞に『フールジャパン 鉄ドンへの道』が選ばれた。【取材・文/Movie Walker】

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