G・クルーニーが引退を示唆?「老化を見せたくない」
ジョージ・クルーニーが俳優引退をほのめかすような発言をして話題を呼んでいる。英国で新作『ヘイル、シーザー!』のプロモーションを行っているクルーニーが、年齢を重ねるごとに、カメラの前で自分の姿をさらすことが嫌になってきたと率直に語っている。
「誰かがすごく年を取って行く姿を見たい人なんていないと思う。カメラは容赦なくそれを映し出す。だから老けて来たら、あまりスクリーンには出ないようにするんだ。自分を最高に見せてくれる映画を選ぼうとするが、年を取るとそれはだんだん少なくなる。演じることはとても楽しいことだ。だが、映画の仕事をしながら年齢を重ねると、生涯スクリーンに出続けるなんてことはできないと悟る時がくる」とクルーニーはBBCのインタビューで話している。
美男俳優として世界中の女性をとりこにしたクルーニーも、徐々に出演映画の本数を減らし、俳優としては映画界でのキャリアに終止符を打つつもりのようだ。そして今後は監督業に集中する意向だという。
「(監督業は)やっていてずっと楽しい。はるかにクリエイティブだしね。比べ物にならない。僕は映画を監督するのが大好きだし、それはすごく面白い作業だ。非常に成功した作品も作ったし、そうでもなかった作品も撮った。すべて経験になっている」とクルーニーは語っている。【UK在住/MIKAKO】
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