日本アカデミー賞、豪華女優陣のファッションをチェック!セクシーNo.1は誰?
『海街diary』が最多4部門に輝き、綾瀬はるか、長澤まさみ、夏帆、広瀬すずの“四姉妹”の華やかな笑顔で幕を閉じた第39回日本アカデミー賞授賞式。今年も豪華女優陣が、きらびやかなドレスで会場を沸かせた。
とりわけセクシー代表として会場の熱視線を集めていたのが、『海街diary』の次女を演じた長澤まさみ。キラキラと光沢のあるブラウンのドレスは、トム・フォードのもの。スリットで美脚を披露しただけでなく、背中も大胆に開いたドレスで、これには司会の宮沢りえも「フー!ステキなドレス!」と感嘆の声を上げていた。
『海街diary』での経験を振り返った長澤。同世代の女優との共演は「自分の未熟さも感じて、すごく勉強になった」そうだが、一方「(広瀬)すずちゃんが日々成長している姿に、自分も頑張らないとと勇気をもらった」とのキャリアを重ねてきたからこそコメントもあり、大人の女性の魅力をたっぷりと振りまいていた。
優秀主演女優賞と新人俳優賞のW受賞を果たした有村架純は、『映画 ビリギャル』での金髪ギャル姿とは一転、黒のシックなベアトップドレスで登場。サイドに流した髪も大人っぽく、たおやかな笑顔を見せていた。純白のミニドレス姿で現れたのが、同じく新人俳優賞を受賞した土屋太鳳。ミニ丈のスカートのフリルも彼女の愛らしさとマッチ。新人俳優賞にぴったりの、フレッシュな魅力を会場に届けていた。
この日の華となる、最優秀主演女優賞を受賞した安藤サクラは、シースルーのブルーのドレスをセレクト。ドレスの全身に施された朱色の花柄&小花モチーフのイヤリングもキュートで、個性派としての存在感を見せつけた。受賞の瞬間の素直なビックリ顔も実に魅力的で、囲み会見では「じわじわと、ぴょんぴょんと、えっちらおっちらやっていかねばならぬなと思っております」と独特の表現で抱負を吐露。会場の笑いを誘っていた。
また、優秀主演女優賞の樹木希林は、『あん』の劇中と同じく、白い割烹着姿でステージに登場。会場を見渡しながら「この若さと美しさのなかで、私が何の衣装を着て出たらいいの?」と希林節を炸裂させ、会場をドッと沸かせていた。【取材・文/成田おり枝】