内田真礼が後輩声優・千本木彩花を絶賛!「すごい子が出てきた!」
ゾンビのような生ける屍=カバネと戦うサバイバルアクションで、しかもその世界観は“和風スチームパンク”!「ノイタミナプロジェクト発表会2015」で解禁されて以降、ベールに包まれていた「甲鉄城のカバネリ」だが、4月7日(木)の放送開始に向けて情報が明らかにされるごとに、ファンの期待値が高まっている。
しかし、スタート目前となった現在でも、まだまだ未知数の部分が多く、本編の内容について憶測が飛び交っている…。そんななか、ヒロイン・無名役に抜擢された千本木彩花と菖蒲の声を演じる内田真礼へのインタビューが実現!アフレコ現場で、できたてホヤホヤの本編映像を見終えた直後の2人が、ハイテンションで作品に関するあれこれを明かしてくれた。
――「甲鉄城のカバネリ」のお話を聞く前に、お二人の関係性について教えてください。事務所の先輩・後輩という間柄ですが…
千本木「内田さんは大先輩ですが、どういう感じの方なんだろう?ってずっと楽しみだったんです。ちゃんとお会いするのは『カバネリ』が初めてで」
内田「私も今回初めてレギュラーで一緒になるから、どんな子なんだろう?って思っていました」
千本木「内田さんはイメージ通り、可愛くて明るい!じつは1話のアフレコ前日まで誰が現場にいるかわからなかったんです。香盤表に“内田真礼”というお名前を見つけたときに『やった!同じ事務所の方がいる!』って感動して、すごく心強かったです(笑)」
内田「私は現場で彩花ちゃんを見たとき、『すごい子が出てきた!』って思いました。『1話ですでにキャラクターが出来上がってる…。スゴい!』と。信頼感があって、私はゆだねることができたというか。一緒に頑張っていく同士、仲間だって思えて。すぐにLINEも交換したよね(笑)」
――演じるのはそれぞれどんなキャラクターでしょうか?
千本木「私が演じる無名は、ほかのキャラクターとは違う雰囲気を持っていて、ちょっと異質な存在。謎が多い少女なんですけど、とにかく強くて、戦いに関してはプロフェッショナルなんです」
内田「私が演じる菖蒲はみんなから慕われる立ち位置。偉い父にくっついていろんなことを経験しているけど、まだ自立はしていない。周りからは姫様と言われるけど、彼女自身はお姫様でいたいと思っているわけではないんです。菖蒲のキーワードは“成長”なのかなと思っています」
千本木「オーデションでこの役が決まった瞬間は『ヨッシャー!』って思ったんですけど、プレッシャーがすごくて…。ノイタミナ枠ということもありますし、私にとって初めてメインでやらせていただく役。アフレコが始まるまで不安でしたね」
内田「私も最初は不安でいっぱいでした。まさかお姫様役をいただくなんて思っていなくて。現場でもスタッフ陣が私のことを『姫』って呼んでくるので、どうしようって(笑)」
――TV放送に先がけて、3月18日(金)から特別先行版の『甲鉄城のカバネリ 序章』も公開されます。「甲鉄城のカバネリ」を劇場で見る醍醐味はどんなところにあるのでしょうか?
千本木「“列車”がこの作品の大きなキーワードのひとつなんです。なので列車で戦うシーンの完成度に注目してほしいです」
内田「TVシリーズでも1話1話が映画として見られるぐらいの熱量で作られています。特に女の子がアップになったときの画の気合いの入り方がすごいよね?」
千本木「すごいキラッキラ!(笑)。女の子にもすごく力が入っています。内田さんも言ったように劇場版と言っていいクオリティなので、映画館で公開する方がむしろ納得というか(笑)。あとカバネたちにも注目していただきたいですね」
内田「そうそう!カバネの姿も強烈だけど、中の人は相当がんばっています。次の日のアフレコに影響しそうな勢い(笑)」
千本木「私もカバネの声やりたいんですけど、止められてるんです。声は『アァァァァ…』っていう不気味な感じで。人間に殴られても、斬られても、飛ばされても全部『アァァァァ…』(笑)」
内田「あえて音楽を少なくして、声だけで進むシーンもあるので、劇場だとよりくっきりとキャラクターの声を聞くことができると思います。もちろんカバネの声も劇場の方が…(笑)」
千本木「音楽も映像も、迫力満点の大スクリーンがオススメですね」
【取材・文/トライワークス】
3月18日(金)から1週間限定公開
■TVアニメ「甲鉄城のカバネリ」
4月7日(木)よりフジテレビ“ノイタミナ”他にて毎週(木)24:55~放送(初回放送は24:25~)